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アルピナがBMW X7よりも高級でパワフルな「BX7」発表!BMWを超えた事実上”X7のフラッグシップ”

2020/05/20

| BMWはX7 Mを作らない |

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アルピナが予告通りXB7を発表。

これはBMW X7のアルピナ版ということになりますが、単なるチューニング版ではなく、アルピナが独自の解釈と設計を盛り込んだコンプリートカー。

なお、BMWは「X7 Mを作らない」としているので、このXB7は事実上の「X7 M50iの上に位置する、事実上のX7トップレンジ」ということになりますね。

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アルピナはチューナーではなく「メーカー」

なお、アルピナはチューナーではなく、正確に表現するならば「自動車メーカー」であり、よってアルピナは「BMWのチューンドカーではなく、アルピナというクルマ」。

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ただしアルピナはもともとBMWのチューナーから始まり、その腕前を認められてBMWからパーツやホワイトボディの供給を受け、それを組み立てることでメーカーとしての業務を行なっているわけですが、近年ではよりBMWとの距離が近くなっているようにも思えます。

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そのためかアルピナのラインアップはMモデル含めてBMWとは競合しないように出力や価格共に配慮されおり、「BMWブランドのトップと、Mモデルとの間(しかしM寄り)」に収まるように設定されることが多いようです。

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さらに車両の性格もMモデルほどスパルタンではなく、そのパフォーマンスを「ツーリング」方面に降っており、つまりは「快適志向」。

インテリアも乗り味同様に上質さを追求したものであり、Mモデルと同等のパワーを持ちながらも、Mモデルとは異なる性格を持っている、ということになりますね。

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そして今回のXB7もまたこれまでのアルピナと同様の方向性を持つと思われ、そしてX7 50iに対して一気に89馬力アップの612馬力(エンジンは同じ4.4リッターV8)。

XB7の0-100km/h加速は4秒フラットで、これはX7の5.2秒に対してかなり速いタイム。

なお、最高速度は290km/h(リミッター制御)とアナウンスされていますが、これもX7 50iの250km/hに比較して+40km/hという素晴らしいパフォーマンスを誇ります。

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ルックスについてはフロントバンパーとリップ、リアアンダーがアルピナ専用デザインとなり、テールパイプも4本出しへ。

ホイールはアルピナ特有の20スポークが装着されており、カラーはここ最近になって採用され始めた「アンスラサイト」。

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アルピナXB7のインテリアはこうなっている

そしてインテリアもまさに「アルピナ」。

その乗り味同様に「上質さ」が溢れる仕様を持っていますが、X7は「BMWの(SUVにおける)トップレンジ」である割にプラスチック製のパーツが多いとされ、しかしアルピナではそのあたりもしっかり対応されている模様。

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ロータリーコマンダーも「アルピナ専用」。

トランスミッションはZF製のAT、駆動方式はxDrive(4WD)、後輪操舵も装備されています。

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メーターもアルピナ専用となりますが、アルピナとBMWとの距離が近い一つの例として、もともとBMW各モデルのメーター表示には「アルピナ用」がプログラムされており、コーディングによってそれを簡単に引き出すことが可能となっています(i3にすらプログラムされていた)。

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座席は3列が標準となり、7人乗りと6人乗りが選択可能。

そのほかアルカンターラ製のヘッドライナーやパノラミックサンルーフが標準装備され、オプションではロールスロイス同様の「スターライト(光ファイバーにて星空をルーフ内張に再現できる)」も用意されているようですね。

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上述の通りBMWはX7Mを作る予定はいないと言われますが、アルピナがBMWのかわりにハイパフォーマンスそして超高級SUVを作ったとも考えられ、このあたりBMWとアルピナとの間でなんらかの話が持たれたと考えていいのかもしれません(BMWが行えないことを、規模が小さく小回りのきくアルピナが行うことで相互の補完関係が保たれている)。

日本でも2498万円から受注が開始され、製品サイトも公開されています。

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