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新型アウディQ8の公式画像が公開!コンセプトモデル以上の格好良さを持つスタイリッシュSUV

2018/06/05

| アウディQ8のオフィシャルフォトがリーク |

アウディは深セン(中国)にて開催されるモーターショーにて新型Q8を発表する予定ですが、その直前にオフィシャルフォトがリークされることに。
これを見るとコンセプトカーとしてのQ8とQ8スポーツコンセプトの面影を強く残しており、かなり未来的な外観を持っていることがわかります。
フロントで目立つのは「烏天狗風」シングルフレームグリルで、これを中心に「ヘッドライト」「ロワーグリル」がそれぞれ接したデザイン。
フロントバンパー下にはロックガード風のプレートが設けられ、アクティブな印象も感じられます。

Q8はスポーティーイメージを強調

サイドから見るとアクティブな印象はより強く、クーペ風のCピラーとリアウインドウ、そして巨大なタイヤとホイール、コンパクトなキャビンが躍動感を演出しているように感じます。※サイドのガラス面積が増えると急に実用車っぽくなる
とくに前後フェンダーのモールやプレスラインは平坦になりがちなサイドを引き締める効果があるようで、これは最近のアウディ(フォルクスワーゲンも)が多用する手法でもありますね。

リアは「水平」イメージを強調したもので、これまでの「Qシリーズ」にないデザインを持っていることがわかります。
バンパーのアンダー部はディフューザーやテールパイプがインテグレートされた構造を持ち、細部まで練られたデザインを持っているようですね。

インテリアは最新モデルのA6やA8とよく似た意匠を持ち、しかしよりダイナミックに、よりテクノロジー寄りに。
おそらくはポルシェ・パナメーラ、新型カイエン同様に「電源OFF時にはガラスの板のように見える」ダッシュボードデザインを持ち、メインのメーターはもちろんバーチャルコクピット、そしてセンターの上にひとつ、その下にエアコンなどを操作すると思われる3つ目のディスプレイも。

全ターコンソールは大きく厚く、相当な幅を持つクルマであること、囲まれ感の強い着座感覚を持つであろうこともわかりますね。
メタル調パーツの使用範囲もさらに拡大しているように思われます。

現時点ではスペック、採用される技術について知ることはできませんが、おそらくはA8と同様に「マイルドハイブリッド」を持つと思われ、そのあたりは明日と思われる発表を待つしかなさそう。



コンセプトモデルはこんな感じだった

こちらは「Q8コンセプト」。
Q8コンセプトのほうがややボディが「分厚く」、キャビンが小さく、よりスポーツカーを意識しているように思えるものの、細部は市販モデルのQ8のほうがよく考えられたデザインを持つようにも思えますね。

こちらはQ8スポーツ・コンセプト。
こちらと比較しても市販モデルのQ8のほうが格好良いように思われ、「市販モデルがコンセプトモデル並みの格好良さを持つ、または超えた」という稀有な例かもしれません。

「シングルフレーム・グリル」は2004年、「烏天狗デザイン」は2006年に登場

参考までにフォルクスワーゲン・グループの「烏天狗」デザインの元祖はこの「IROC(アイロック)コンセプト(2006)」が元祖ではないかと考えています。
ナンバープレートを見てもわかるとおり「シロッコ(SCIROCCO)」を示唆するコンセプトカーになりますが、デザイナーはイエンス・マンスケ氏。

ちなみにアウディの「シングルフレームグリル」は当時アウディに在籍していた日本人デザイナー、和田智氏が考案したものだとされ、2004年に発売された「アウディA6」にてはじめて採用されることに。

こういったそれぞれのデザイナーが残した「資産」が今に至るまで活用され、それがブランドの「顔」となっているのは驚くべきことで、それだけ「烏天狗」「シングルフレームグリル」は画期的であったと考えられます。

VIA:CARSCOOPS

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