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新型メルセデス・ベンツGLC試作車がはじめて目撃!低く長くスタイリッシュに変身し、新規顧客獲得に向けスタンバイ

2020/05/26

| サイドミラーはドアスキンマウントが採用され、ほかのメルセデス・ベンツ製SUVとはずいぶん異なるようだ |

2015年に登場したメルセデス・ベンツGLC。

ワゴンボディとクーペボディとがラインアップされる人気SUVですが、今回フルモデルチェンジ版となる新型GLCが撮影されています。

なお、現行GLCは2015年発表なので、そろそろテストを開始し、2022年にあたりにモデルチェンジというのが妥当なスケジュールかもしれませんね。

新型メルセデス・ベンツGLCは大幅路線変更?

今回のスパイフォトから判断するに、新型GLCは現行と大きく路線を分かつようで、全長とホイールベースが伸び、ルーフが低くなったようにも感じられますね。

そして前後フェンダーが張り出しているようにも見え、かなり雰囲気が若々しく変更されたという印象。

2022-mercedes-glc-spy-photo (2)

ちなみにこちらが現行GLC。

こちらに比較すると、新型GLCはキャビンがずいぶん小さくなったように見え(つまりボディが大きくなっている)、現行の「ワゴンっぽい」イメージがやや薄れているようですね。

さらにサイドのプレスラインは「(Aクラス同様の)尻上がり」となり、ヒップアップを強く意識している模様。

偽装が厚く詳細を知ることは難しいものの、ヘッドライトやグリル中央のメルセデス・ベンツエンブレム(シートが貼られている)、そしてボディパネルやウインドウを見ると、おそらくこのカモフラージュの下には「市販車同様のボディ」が隠されているのかもしれません。

そしてドアミラーの取り付け位置も変更されていますが、これはCクラス、CLSと同じ位置ではあるものの、直近で発表されたSUVラインアップのGLA、GLB、GLSとも異なるポジションであり、その意味するところはちょっとナゾ。

もしかすると「スタイリッシュに見せたいモデル」はドアスキンマウント、ユーティリティ重視のモデルはピラーマウントなのかもしれません。

2022-mercedes-glc-spy-photo (3)

撮影場所は公道のようにも見え、しかしなぜかドライバーは「ヘルメット着用」。

偶然遭遇した人は「え?」と二度見してしまいそうですね。

そのほか、ちょっとわかりにくいものの、スポークが平べったい「エアロ形状」のホイールを持っているようですが、最近のメルセデス・ベンツはこういったエアロホイールを用いることが多いようです。

2022-mercedes-glc-spy-photo (1)

リアから見るとキャビンのコンパクトさ、リアフェンダーの出っ張り具合がよくわかります。

他の部分は高い完成度を持つのに対しテールランプは「暫定」なのも不思議なところ。

テールパイプが見えず、もしかするとPHEVなのかもしれませんね。

メルセデス・ベンツはここ最近、急速にそのSUVラインアップをリニューアルそして再構築している最中ですが、GLAはステーションワゴン風のボディからボックス風に、そしてブランニューモデルのGLBはさらなるボックス型へと積載製を高めていますが、今回の新型GLCはむしろ「低く」スタイリッシュに。

そう考えると、これまでのGLCの顧客はGLAとGLBに振り分け、新型GLCは実用性よりもプレミアム路線を歩み、新しい顧客獲得に向けて”仕切り直し”となるのかもしれませんね。

VIA:Motor1

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