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マンハートがメルセデスAMG C63Sをチューン。ノーマル510馬力から一気に700馬力へ

2017/06/24

マンハートがメルセデスAMG C63 Sクーペをチューン。
新しいタービンとソフトウェアのアップデート、燃料噴射システム、エキゾーストシステムによって510馬力から一気に700馬力にまで向上。
おそらく0-100キロ加速も相当に向上しているはずですが今のところタイムの公表はなく、しかし最高速はノーマルの290キロから310キロまで向上している、とのこと。

足回りはKWのサスペンションキットで固められ、最近のAMGによく見られる「初回限定版」っぽいイエローのデコラインが付与されており見た目もぐっとスポーティーに。

それでもウイングなど大きな付加物は見られず(フロントリップ、トランクスポイラー、リアアンダーディフューザーは装着)、まだ「ノーマル然」としているところがなかなかに渋いと思います。

反面、エンジンルームを開けると巨大なタービンが見えるのはギャップがあって面白いですね。
マンハートは「見た目」よりも「パワー」と追求するタイプのチューナーですが、いかにも「ドイツ的」なチューナーでもある、と言えそうです。

関連投稿:マンハートがBMW M2のチューンを更に追求。出力は標準365馬力→630馬力に

ドイツのチューナー、マンハートがBMW M2のチューンをさらに進化させ、「Manhart MH2 630 BMW M2」を発表。
いくつかのカーボン製パーツ(リアスポイラーやディフューザー、サイドウイング)はBMW純正Mパフォーマンス製とのことですが、その他多くのパーツを自社でプロデュースし装着しています。

サスペンションは調整式の「マンハート・クラブスポーツ(KW製)」で、フロントスプリッター、ボンネットは自社オリジナル。

出力に関してはその名称の通り「630馬力」となり、ランボルギーニ・ウラカンをも上回る数字に。
ノーマルのM2は365馬力ですが、それを遥かに超える出力となっています。
エンジン自体は標準と同じ「S55」ですが、ターボは2基がけになり、ギアボックスはM4のものへと変更。

M4GTSに採用されるウォーターインジェクションも装備し、インテーク、もちろんエキゾーストシステムも交換済み(マフラーエンドはカーボン)。
自社製リアウイングはMパフォーマンスのスポイラーとの「二段重ね」となっています。

その馬力を受け止めるべくブレーキもセラミックディスクにアップグレードされるなど、全般的に手が入っており、サーキットでもかなりのタイムを記録しそうですね。

内装はレザーとアルカンタラのシンプルなもので、外装にあわせたゴールドのステッチ入り、シートはレカロCSとなっています。

関連投稿:マンハートがミニクーパーJCWをチューン。300馬力の俊足ホットハッチに

マンハートがミニクーパーJCWのインタークーラー、ECU、エキゾーストシステムを交換し300馬力にまでチューン(タービンを換えなくでもここまで出るのは脅威)。
もともとが231馬力なので69馬力の向上で、数字だけを見ると大したことはなさそうですが、実際のところ純正比で30%もパワーアップ。

マンハートは加速データ等公開していませんが、ミニクーパーJCWの0-100キロ加速が6.1秒なので、これを容易に上回るのは確実。
なおミニクーパー(3ドアハッチ)はぼくにとって非常に魅力的ですが、パーキングブレーキが電気式ではないこと、4WDがないことがちょっとネックに。
しかしながら「クラブマン」だとこれを解消できるので、クラブマンは現在非常に有力な次期車候補となっています。

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