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ポルシェ・タイカン”ワゴンボディ”のテスト風景がはじめて目撃される。なおタイカンは「予想よりも高くなる」

2018/10/19

| ポルシェ・タイカンは思ったよりも価格が高くなりそうだ |

ポルシェは未だミッションE改め「タイカン」の姿を発表しないままですが、今回はそのワゴンボディ、「タイカン・スポーツツーリスモ」と見られるプロトタイプが目撃に。

なお、ポルシェはワゴンボディのEVとして「ミッションE・クロスツーリスモ」を発表しており、これはミッションEの車高をリフトアップし、アウディ・オールロード・クワトロ風の樹脂製クラディングを装着したオフロード風味のワゴン。

ただし今回目撃されたプロトタイプでは「車高が上げられているように見えず」普通のワゴンボディのようにも見えますね(ただしホイールはミッションEクロスツーリスモのものにかなり似ている)。

タイカンは比較的多くのバリエーションを持つ?

なお、タイカンのバッテリー性能(出力)自体は3種類のバリエーションを持つことがポルシェによって語られていますが、ボディ形状がどこまで増えるのかは謎。
まずはセダンボディのタイカンが2020年に投入され、その後にワゴンボディを持つスポーツツーリスモが投入されるであろうこともほぼ確実視されているものの、このワゴンボディについて今回目撃されたプロトタイプのように「通常の車高」なのか、それともクロスツーリスモのような「高い車高」なのかも今のところ不明です。

もしかすると通常の車高に加えてリフトアップ版も登場する可能性もありますが、ポルシェがタイカンにてワゴンボデイを投入する意図もやや把握しにくく、というのもタイカンは「そんなに大きくない」クルマであるため。

例えばパナメーラだと大きなボディサイズを持ち、大人4人がゆったり乗れるために「荷室を拡大した」ワゴンは有用だと思えるものの、タイカンは911と並んだ姿を見ても「さほど大きくなく(アメリカでは”小さい”とも表現されている)」、この荷室を拡大する意味があるかどうか、ということですね(加えてEVは旅行に適しているとは思えず、日常的に同じ範囲を同じように行動する、つまり通勤のような使い方に向いていると思われる)。

ちなみにここ数日、タイカンに関する価格情報が突如として出てきたようで、その価格は「思ったよりも高くなる」とされ、「パナメーラよりもちょっと高くなる」という話も。
これが事実であれば、パナメーラよりも小さく、使い勝手に劣るクルマを、パナメーラよりも高い価格で販売するということになり、その意味でもやはりタイカンの販売は苦戦することになるのかもしれません。

VIA:InsideEVs

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