| ある意味では父親よりも娘のほうが楽しそうだ |
さて、スポーツカーやスーパーカーの性能を図る指標として重要視されるニュルブルクリンク。
高低差があったり、高速や低速でのコーナリング性能、そしてもちろん加速性能やブレーキ性能、さらにはそれらを安定して発揮させることが求められるためだとされていますが、スポーツカー乗りにとって、ひとつの「聖地」であるのは間違いなく、今回はそのニュルブルクリンクを走行する動画二本を紹介したいと思います。
娘を乗せてニュルブルクリンクを攻める父親が現れた
まず一本目はなんと助手席のチャイルドシートに娘を乗せてニュルブルクリンクを攻める父親(ニュルブルクリンクでは、とくにこれが禁止されていないらしい・・・)。
この父親はニュルブルクリンク近郊にてレンタカーやニュルブルクリンクタクシーを営むロバート・ミッチエル氏ですが、その腕は「間違いない」人物。
それでも一部の母親が見たら発狂しそうなシチュエーションですね。
ここはニュルブルクリンクの入り口。
ロバート・ミッチェル氏はニュルブルクリンクに入ってゆくカレラGTを見つけ、「おっ、カレラGTだ。あれについて行こう」と言うものの、娘はお仕事用のクルマ(バン)のほうが気になる模様。
その後はバンプとスラローム区間を経てコースインとなりますが、この際のカレラGTのサウンドと加速はちょっとした見ものです。
そのあとはずっとカレラGTを追いかけることになり、こちらが乗っているのはパワーで劣るポルシェ718ケイマン。
直線では離されることがあるものの、コーナーではけっこう(かなり)詰めているようですね。
なお、娘の方はというと、まったく怖がる様子もなくずっとこんな調子で喋りっぱなし。
一般に女性の方が(男性よりも)Gに強いという説もありますが、おそらくはそんじょそこらのドライバーよりはずっとニュルブルクリンクに親しんでいるのかもしれません。
マクラーレン・セナはとんでもなく速かった
ふたつめはマクラーレン・セナですが、これはマクラーレンのトップレンジ「アルティメットシリーズ」の中でもサーキット走行に特化したモデル。
4リッターV8エンジンは800馬力を発生し、巨大なリアウイングからはダウンフォース800キロを発生するというモンスターです。
なお、「ヘルメット着用」前提のコクピットレイアウトを持ち、フルフェイスヘルメットを被ると下のほうが見えないという理由から、エンジンスターターボタンはルーフに設置されています。
そしてドライブモードを「レース」に入れていざ出走。
並み居るクルマをバンバン抜いて走る様子が収められていますが、画面越しにでも「下りのカーブ」に恐怖を覚えるほど速度が出ているようですね。
なお、動画を公開したのは先日ブガッティに招かれ、唯一一般人としてシロン・ピュールスポールに同乗を許されたMisha Charoudin氏。
-
【動画】ブガッティ・シロン・ピュールスポールの試作車に乗ることが許された一般人がいた!やっぱりこのクルマはスゴそうだ
| まさかブガッティが一般人を乗せてニュルブルクリンクを走るとは | さて、極めて異例なことだと思いますが、ブガッティが開発中のシロン・ピュール・スポールに一般人を乗せて走った模様。その一般人とはニュ ...
続きを見る