>ポルシェ(Porsche)

【動画】これはシビれる!ポルシェが世界一高い建造物、ブルジュ・ハリファを乗っ取ってタイカンのプロモーションを行う

2020/10/28

| このプロジェクトにはとんでもなく費用がかかっていそうだ |

ポルシェがドバイにて新型ピュアエレクトリックカー「タイカン」のプロモーションを行うにあたり、現在世界で最も高い建築物であるブルジュ・ハリファを全面広告として使用し、その様子を動画にて公開しています。

ブルジュ・ハリファはその高さ828メートルを誇り、かつ「高いだけ」ではなく壁面全面にLEDを仕込むことにより、建物全体をディスプレイとして活用できることも他にない特徴。

その表示面積は33,000平方メートルだと公開されており、今回ポルシェはそれをすべて乗っ取ったということになりますね。

ドバイモール
世界最大のショッピングモール「ドバイモール」へ。この一角に世界第二位の巨大水槽、世界最高層建築物のブルジュ・ハリファも。ドバイはなんでも規格外れ

| やっぱりドバイは凄かった | さて、世界最大のショッピングモール、ドバイモールを訪問。とにかく巨大でどこに何があるかわかりにくいのですが、何ヶ所かドームのようなものが天井にあり、それを目印にすると ...

続きを見る

ポルシェはその「エレクトリックの歴史」を強調

まずポルシェはブルジュ・ハリファ全体にパルスが走る様子を表現。

これだけで「おおっ!」と思ってしまいますが、本番はこれから。

18

ビル全体がモザイクのように発光して・・・。

19

下の方からどんどんゲージが上がってチャージを開始。

17

ついに100%に到達!

16

そこからポルシェのメッセージが映し出されます。

「今までに製造された・・・」

14

「すべてのポルシェは・・・」

15

「魂を持っている」!

123

ここからはポルシェ創業者がはじめて作ったクルマ、「ローナーポルシェ」を紹介。

これはインホイールモーターを持つピュアEVですが、ポルシェの「記念すべき第一号」は電気自動車であった、ということを示しているわけですね。

12

参考ポルシェの知られざる15の事実。「ポルシェは1899年に最初の電気自動車をすでに作っていた」ほか

| ポルシェと電気自動車とは縁が深い | ポルシェについて知られていない15のこと、「15 Things You Didn't Know About PORSCHE」という動画が公開に。ポルシェは比較 ...

続きを見る

その後には918スパイダー、919ハイブリッドとエレクトリック化を追求してきたことにも触れ・・・。

11

「用意はいいか?」

10

「ポルシェのソウルを体現した・・・」

9

「新型タイカン」!

6

動画を見るとそうとうに細かいところまで描写できるようで、いったいいくつのLEDが使用されてるんだろうな、と興味を掻き立てられたり。

7

ビル自体がビリビリと痺れたかのようなグラフィックが表示され・・・

4

「PORSCHE」エンブレムとロゴをドドンと表示。

3

このブルジュ・ハリファの外側を借りる費用、そしてプログラミング、電気代などには相当なコストがかかりそうですが、こういった広告は「リハーサル」を行うことが難しく(本番前に衆人の目に触れるとあまり意味をなさない)、「一発で成功させねばならない」というプレッシャーも大きそうですね。

2

ポルシェ・タイカンは中東では大きな人気を得ることになりそうだ

なお、中東は産油国が多く、そこへエレクトリックカーというのもちょっと不思議な気もしますが、タイカンはそのクリーンなルックス、イメージカラーのホワイトともに中東にマッチしており、相当な人気が出そうな予感。

ポルシェ・タイカン
PORSCHE NOW TOKYOへ行ってきた!展示されているポルシェ・タイカン・ターボの内外装を見てみよう

| やはりイメージカラーを身に纏うタイカン・ターボは一味違う | さて、PORSCHE NOW TOKYO訪問「第二弾」。今回はストア内に展示されるタイカン・ターボを紹介したいと思います。ぼくは以前、 ...

続きを見る

参考までに、現地でタクシードライバーにガソリンの価格を聞いてみたものの、ガソリンが「タダみたいなものなので」ガソリン代を把握していなかったのが印象的(「えーっと、いくらだったかな・・・。考えたことなかったな・・・」という感じ)。

つまり現地の人はガソリン代を気にせずにクルマに乗っているということになりそうですが、それでも新しいモノに対しては抵抗がなく、ガソリンを要しないエレクトリックカー(電気自動車/EV)とはいえ、タイカンは大きな人気を博することになるのかもしれません。

そしてポルシェはタイカンについて、これまでのオーナーとは異なる若い世代に乗って欲しいと考えており、地域によってはスター・ウォーズとのコラボ、日本だとバーチャルモデルとのコラボなど、これまでに無い試みを行っており、今回の「ブルジュ・ハリファの全面ジャック」もそのひとつなのでしょうね。

ポルシェの考えた「スター・ウォーズ」反乱軍が乗る戦闘機がこれだ!シンガポールではストームトルーパーも登場し大々的にタイカンがお披露目

| ポルシェはどうしても若い世代にタイカンを買って欲しいようだ | ポルシェ・タイカンのアジア・パシフィック地域でのお披露目が一斉になされ、日本でも発表される傍ら、シンガポールでも大々的にタイカンのプ ...

続きを見る

あわせて読みたい、関連投稿

ポルシェのデザイナーが新世代の”Eデザイン”を語る。「空冷から水冷へ移行したときのように、ライトがその変化を物語る」

| ミッションE(タイカン)のデザインは考え抜かれていた | ポルシェがそのオーナー向けの機関誌「クリストフォーラス(CHRISTPHORUS)」WEB版にて、新しいポルシェのエレクトリック時代に向け ...

続きを見る

no image
ポルシェ「タイカンを注文しているのはほとんどがテスラのオーナーだ」。新たな客層を獲得できたのは良いが、本来獲得したかったミレニアル層には受けなかった?

| ポルシェは若い世代を取り込もうと「スター・ウォーズ」とのコラボまで行った | ポルシェの北米法人代表、クラウス・ツェルマー氏によると、(その数は明らかにしなかったものの)相当な数のテスラオーナーが ...

続きを見る

参照:Porsche

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ポルシェ(Porsche)
-, , , , , ,