
| ここまで内装がカスタムされたポルシェ911は見たことがない |
このインテリアだけでもこのクルマを買う価値がありそうだ
さて、カスタムに1500万円を投じたポルシェ911ターボSが公開。
これは現在欧州のエキゾチックカーディーラー、ホールマン・インターナショナルにて販売されているもので、ユーチューバー「Ro Cars」によって紹介されています。
なお、走行は48キロにとどまっており、例によってホールマン・インターナショナルが購入した車両を登録せず「新車」のまま販売しているようですね。
ポルシェ911ターボSは650馬力を発生する3.8リッター・ツインターボエンジンを搭載して0−100km/hまでを2.7秒で駆け抜け、最高速330km/hにも達する名実ともに「スーパーカー」でもあります。

そのカスタム内容は多岐にわたっていた
このポルシェ911ターボSについては見どころ満載ではありますが、ボディカラーは標準つまりオプション金額0円の「ホワイト」。
これにオプション(日本だと73,000円)のモータースポーツデカールを装着しています。

ブレーキキャリパーは標準のイエロー(ブレーキディスクはカーボンセラミック)、ホイールも標準の「911ターボSホイール」にセンターロック。

リアだとエククルーシブデザイン テールライト(139,000円)にスポーツエキゾースト(513,000円)。

テールランプは「ブラック」ですね。

プライバシーガラスは92,000円。

ティンテッドLEDマトリクスヘッドライトは102,000円。

リアリッドのスラットは未塗装。
その他リアの「PORSCHE」エンブレムも未塗装です。
けっこう細かいところが「911カレラ系とは異なる」ようですが、911ターボ系は展示車として入ってくることがまずなく、よってこういった細部を見ることができる動画は貴重だと思います。

フロントにはリフター(車高を上げることができる。402,000円)つき。

ただしその真価はカスタムされたインテリアにあった
このポルシェ911ターボについて、意外とエクステリアは「普通」ではありますが、インテリアについてはカスタムのオンパレード。
レッドとホワイトレザーに張り替えられていますが、これがポルシェのパーソナリゼーション部門「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」によるものなのか、それとも納車後にどこかのショップによって張り替えられたものなのかは不明です(これについて言及されていないが、おそらく後者だと思う)。

ポルシェ純正オプションだとアダプティブクルーズコントロール(284,000円)やリモートパークアシスト(366,000円)、ブルメスターハイエンド サラウンドサウンドシステム(531,000円)などが装着されているようですね。

ダッシュボードなどアッパー部分は(おそらくウインドウへの映り込みを考慮して)ブラックですが・・・。

ステアリングホイールやシート、下部分はレッドに張替え。
ステアリングのイールの12時位置にはホワイトのセンターラインが入り、センターパッドもレッドへ、そしてホワイトのリング入り。

ドアインナーパネルはレッドレザーが用いられており、しかしスムースレザーやパンチングなど様々な技法が用いられ、パイピングや切り返し、ステッチにてホワイトが使用されています。

ルーフはレッドのアルカンターラ。

シートはレッドレザーにホワイトのステッチとパイピング、そして切り返し。
フロアマットにもレッドの縁取りが入ります。

座面にはパンチングレザーが使用され、シートベンチレーション(177,000円)も装着されています。

シートには「HOLLMANN」のバッジ付き。

乗り込む都度、このインテリアを目にすることができるオーナーさんは幸せだと思います。

アームレストはホワイトにレッド仕上げ。

そしてそのカラースキームはそのままリアシートにも用いられています。

高度にカスタムされたポルシェ911を紹介する動画はこちら
参照:RoCars