ポルシェが911のヘリテージモデルを発売とのウワサ！「ナナサンカレラ」「911ST」「スポーツクラシック」の3種、熾烈な争奪戦となりそうだ

｜　ポルシェはその豊かなモータースポーツの歴史によって復刻ネタには事欠かない　｜

それにしてもまさかナナサンカレラの復刻が行われるとは

さて、ポルシェが「911に3台のヘリテージモデルを追加する」というウワサ。

なお、このウワサについては各方面からも発せられていて、718ケイマンGT4RS発表時に「サプライズ」として911のヘリテージモデルが公開されるという話も聞かれます。

ちなみにこれまでにもポルシェは911、ボクスター各モデル記念の節目に様々な特別モデルや限定モデルを発表しており、今回もそういったシリーズに属するのかもしれません。

ポルシェの新しいヘリテージモデルはこうなる？

そして今回のウワサだと、まずひとつは「スポーツクラシック」。

これは997世代の911に設定されたもので、2010年に250台のみが生産されており、特別なペイントとインテリア、固有のダックテール・スポイラー、そして若干のパワーアップが施されています。

そして今回ウワサされている新しい「スポーツクラシック」については、ターボSに搭載されている640馬力、541ポンドフィート（477キロワット、733ニュートンメートル）のエンジンに、マニュアルトランスミッションと後輪駆動を組み合わせるとされ、つまり先代に比較するとぐっとパワフルになりそうです。

そして「もし」そうなれば、もはや「伝説」となったスーパーカー、カレラGTの612馬力（450kW）のV10をも凌ぐ、マニュアル・トランスミッションを搭載する最強のポルシェとなる可能性が出てきます。

ちなみにこの「スポーツクラシック」復刻については、2018年頃からウワサが囁かれていますね。

もう一台はポルシェ911STの復刻？

そしてもう一台は1970年代に発売された911STの復刻だとされ、新しい911STはポルシェのカスタマースポーツ部門の手によるものだと言われ、ワイドなボディ、よりパワフルなエンジンなどを備える「サーキット志向」のモデルとなりそうです。

なお、エンジンフードはダックテールではなく「通常の」スタイルになるとも報じられ、これはもちろん「かつての911STへのオマージュ」だと考えられます。※画像は911ST「風」のレストモッド

やはりナナサンカレラの復活は外せない

そしてポルシェはついにあの「ナナサンカレラ（1973年のカレラRS）」へのオマージュモデルを発表すると言われており、これは「911カレラGTS」ベースもしくは「911GT3ツーリング」をベースにすると見られ、当時のナナサンカレラ同様にダックテール形状を持つリヤスポイラー、レトロなインテリア、大幅な軽量化によるパフォーマンスの向上などを期待できそう。

いずれのポルシェ911も当然限定となりそうですが、とくに「ナナサンカレラ」オマージュモデルについては強烈な争奪戦になるものと思われ、その購入権は非常に厳しく制限されるものと思われます。

ちなみにこちらも「それっぽい」プロトタイプが目撃されていますね。

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参照：Motor Trend