新型ポルシェ911 GT3が轟音とともにニュルを走る。10月の発表に向けてスタンバイ、主なアップデート内容はエアロパッケージか【動画】

｜　なぜか室内にはスクリーミングチキンのようなものが吊るされる　｜

新型911GT3には現行モデル以上のバリエーションが投入されるというウワサも

さて、ポルシェは911GTS系をフェイスリフトにて「（911初となる）ハイブリッド化」するというエキサイティングな変更を行っていますが、ここからは「GT3」「ターボ」といった2つのフラッグシップのフェイスリフトが控えています。

なお、「ターボ系」のフェイスリフトの内容はまだまだわからないものの、GT3系についてはプロトタイプの走行開始とともにおぼろげながらもその内容が判明しつつあり、そして今回もニュルブルクリンクを走行する「新型911GT3」と見られる試作車が捉えられることに。※先に911GT3がフェイスリフトを迎え、その後に2026年モデルとして911ターボ / ターボS、911GT3RSと続くようだ

新型ポルシェ911GT3はどんなクルマに？

そこで今回の動画に登場する新型911GT3を見てみると、先にフェイスリフトを受けた911カレラ / 911GTS系と同じくバンパー内からウインカーが消え去り、これはつまりウインカーがヘッドライト内に移動すると考えて良さそうです。

これによってフロントが「ツルっと」した形状に変更されていますが、テールランプのデザイン、リアウイング形状やエンジンフード形状が若干変更されており、これらによって空力性能が向上することとなりそうですが、「自然吸気」を継続し排気量アップにも上限があるGT3系にとってエアロダイナミクスの改善は大きな意味を持つことに。※ボディアンダーに「中央から外」に向かってエアを放出するようなフィンが見られる

このほか想定されるのはカイエンやタイカンのフェイスリフトにて導入された「デジタルメーター」の導入があると考えてよく、これによって前方の視界が改善されることになるのかもしれません。

現時点ではメカニカル部分のアップデートについて確たる情報はなく、ウワサでは「出力が現行モデルをわずかに上回る」とされ（環境規制を考慮すると、もはや出力は”限界”に達しているのかも。911GT3はターボそしてハイブリッドを使用しないと思われるので、これ以上は”どうにもできない”のだと思われる）、トランスミッションは6速マニュアル、もしくは7速PDKというラインナップが維持される見込みです。

新型ポルシェ911 GT3が走行する姿を捉えた動画はこちら

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参照：DPCcars（YouTube）