ポルシェがマカンGTSを発表。
東京モーターショーでのプレミア、とポルシェとしては珍しい例(ポルシェは現在、さほど日本市場を重視していない)ですね。
マカンS(340馬力)とマカン・ターボ(400馬力)との間には60馬力の差がありますが、マカンGTSは「Sの上」で「ターボの下」という位置づけとなり、マカンSの3リッターV6ツインターボを360馬力にチューン。
トランスミッションはほかモデル同様に7速PDKとなり、0-100キロ加速は5.0秒。
参考までにマカンは6.9秒、マカンSは5.4秒、マカン・ターボは4.8秒です。
ブレーキローターはマカンS比でサイズアップしレッドでペイントされ、スポーツエキゾーストの装着、そしてエアサスペンションも装備(マカン・ターボよりも車高は10ミリ低い)。
外観においては各部がブラックフィニッシュとなるほか20インチサイズのサテンブラック仕上げの”RSスパイダー”ホイールが装着に。
ヘッドライトは高性能モデルの証となるクワッドLEDによるデイライトをオプション設定。
内装ではレザースポーツシートが標準となりオーディオがアップグレードされるほか、オプションでカーマインレッドのタコメーターとステッチ、シートベルト、GTSロゴのヘッドレストへのエンボスも用意している、とのこと。
イメージカラーはカイエンや911同様に「カーマイン・レッド」となりますが、これはけっこう高価なカラーであり、かつ売却時にはプラス査定されなさそうな色ですが、暖色系のボディカラーがほぼ皆無なマカンにとって、かなり魅力的な選択肢となりそうですね。
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先に公開された911フェイスリフト同様、各種機能を解説する内容になっています。
マカンGTSはマカン・ターボの下に位置するわけですが、マカン・ターボよりもアグレッシブなルックスであり、サスペンションも15ミリ(ターボより)低く設定できることもあって、なんとなく「ターボの上」という印象があり、これが実際は「ターボの下」というのはなんとなく不思議な感じです。