テックアートがポルシェ・カイエンターボSをベースにしたコンプリートカー、「マグナム・スポーツ」最新版を公開。
テックアートはポルシェのチューナーとして有名ですが、2004年からこの「マグナム」を展開しており、今回はその最新版ということになります。
これまではエアロキットと出力向上に注力していたイメージの強いテックアートですが、カスタム人口の増加や要望の多様化を受けてか、昨年あたりから内装のパーソナリゼーションにも力を入れており、今回のマグナム・スポーツも素晴らしい内装を持っていますね。
なお内装のテーマは「マグナムショット」、グラファイト・グレーとカーボンを用いており、ブルーをアクセントとして使用。
もちろん外装も高いクオリティで仕上げられており、サファイアブルーとカーボンとを使い分けたボディキットは圧巻。
ドアミラートリム、ヘッドライトトリムはテックアートの得意技ですが、リアスポイラー、テールライトトリムなどもなかなかの出来栄えです。
ホイールは22インチサイズで、グロスブラックとサファイアブルーに塗り分け。
出力は710馬力にまで向上しており、カーボン巻きのテールパイプも見えますね。
アクラポヴィッチ登場以降、各社ともこういったカーボンをあしらったテールパイプを採用しており、テックアートの他にレムスもこういったパイプを用いているようです。
テックアートが今年のエッセンにポルシェ・カイエンのチューニングプログラム「マグナム」の最新バージョンを展示する、とのこと。
カイエン・ターボSをベースとしたもので720馬力にまで出力が向上し、ミラートリム、ヘッドライトトリム、ルーフスポイラー、テールゲートトリムなどがカーボン製に。
内装に関しての情報はありませんが、テックアートは最近内装のオーダーカスタムに注力しており、かなり幅広い選択肢が用意されていそうですね。
先日公開したポルシェ911ターボSをベースにした「Street GTR」や、これまで公開されてきた911カレラ系のチューンにおいても内装パーツの多くをペイントしており、今回の「マグナム」についてもそのカスタム内容が気になるところですね。
こちらは911カレラS」のステアリングですが、こういったペイントをさせるとテックアートはピカイチですね。
関連投稿:テックアートがカイエン「マグナム」を過激にアップデート。よりアグレッシブに
テックアートはかねてよりカイエンのチューニングプログラム「マグナム」をリリースしていますが、今回はその「マグナム」ボディキットをアップデート。
とくにフロント周りが顕著ですが、かなり過激な雰囲気となっています。
テックアートはこれまで直線を使用することが多くクリーンなラインが特徴でしたが、今回は大きく雰囲気が変わっていますね。
なお現行カイエンは登場してしばらく時間が経過しており、気分を変えるにはこれくらいの過激さがあったほうが良いのかもしれません。