ポルシェが上海モーターショーにおいて、中国専用モデルとなるパナメーラのロングボディ、そしてパナメーラ・スポーツツーリスモを公開。
このロングボディ版はポルシェ社CEO、オリバー・ブルーメ氏が発表の場で自ら「このロングボディは中国市場にとって非常に重要」とするほどの力の入れよう。
なお先代パナメーラのプレミアは中国(上海)で行われ、ポルシェにとって「欧州以外でワールドプレミアを行った最初の車」に。
加えて会場であるビルの上層階にパナメーラを運び入れる際、ビルのエレベーターを分解してシャフトの中からパナメーラを引っ張り上げるなど「かなり特別な対応での」発表を行っています。
その甲斐あってかパナメーラは中国で大きな成功を収めていて、2016年には中国で65,246台を販売し、もちろんこれは「単一市場としては中国が最大」。
加えて中国ではワゴンボディも比較的人気があり(そのためフェラーリFF/GTC4ルッソも他の国に比べて販売比率が高いとのこと)、パナメーラ・スポーツツーリスモは中国でのパナメーラ人気に一層の拍車をかけそうですね。
ポルシェにとっての2017年第一四半期は+7%。パナメーラ、マカンが好調。最大市場は中国
中国・北京で目撃されたポルシェ・パナメーラ。
薄いパールピンクのボディカラーにエアロパーツが特徴的ですが、エアロパーツはなんとも中国っぽい感じでうねりや段差、エアインテーク/アウトレットのあるもの。
ドアミラー、リアウイングはブラックでブレーキキャリパーはグリーン。
もしかするともともとブラックのボディカラーを持つパナメーラ・ハイブリッドなのかもですね。