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あの「VW製ソーセージ」はパーツカタログにも掲載されていた!年間販売数は680万本

2018/05/27

| 一度は食べてみたい、フォルクスワーゲン製ソーセージ|

フォルクスワーゲンがドイツ風ソーセージ「カリーヴルスト」を作っているということはお伝えしてきましたが、その生産は年々伸び、2017年には680万本ものカリーブルストを販売した、とのこと(ピークは二年前の720万本)。
なお、これは約45年前の1973年に、従業員向けとして社内のカフェテリアで販売を開始したもので、VWのスタッフが顧客へのプレゼントとして購入するなど人気化し、その後要望を受けて販路が拡大され、現在ではドイツ中の食料品店で販売されるほどに。

パーツカタログにも掲載されていた

なお、このソーセージ「カリーブルスト」はフォルクスワーゲンのパーツカタログにも掲載されており、そのパーツナンバーは「199 398 500 A」。
日本でこのカリーブルストは販売されていないと思いますが、パーツナンバーを伝えればフォルクスワーゲンの正規ディーラーでも取り寄せができるのかもしれません。

ちなみに主原料はポークで、これは地元の精肉業へと特別レシピにて加工を依頼しており、通常のソーセージに含まれる脂肪分30%に対してフォルクスワーゲンのそれは20%とかなりヘルシー。
加えて最近は肉を使用しない「ベジタリアンバージョン」も登場した、とのこと。
フォルクスワーゲンの本社前でも販売されていると聞きますが、一度は食べてみたい逸品ですね。

参考までにポルシェは最近「ハチミツ事業に進出」と発表しましたが、これは工場の空き地で行っていた養蜂業が拡大したもの。
図らずしも「人気化した」のはフォルクスワーゲンのカリーブルストと同じような感じなのかもしれません。

↓こちらがポルシェ製ハチミツ「Turbienchen」

日本だと、ニコンが「羊羹」を作っていることが知られ、これは本来ニコンの社員が「顧客に配っていた」もの。
よってニコン社内でのみで購入でき、一般のお店では購入できないようですが、ニコンのオンラインストアで購入することができます。

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VWグループは2017上半期で+3.5%を記録。やはり貢献したのは中国で「中国頼み」が鮮明に

2017年前半において、フォルクスワーゲングループは5,115,900台をデリバリーし、昨年に比べて0.8%増加した、と発表。
この内容を見ると欧州が最も大きな市場で2,271,800台で+3.5%、ついでアジアパシフィックが1,986,200台(うち1,862,000台は中国)。
なお日本においてフォルクスワーゲンは常に輸入車販売台数で1/2位を争うものの、その販売台数は同じ期間において25,079台とまさに「ひとケタ少ない」数字ですね。

半数を欧州全体で販売していると言えども国家単位で見ると「中国」が圧倒的。
フォルクスワーゲングループがこの台数を記録できるのはメルセデス・ベンツやBMWに比べて中国進出が早かったからとも言われますが、その成功の裏にある種の「リスク」があるのも事実ではないかと思います。

今後フォルクスワーゲンは中国でEV生産を行うことになりますが(そしてそれを世界中に輸出)、そうなると生産面においてもチャイナリスクを背負いこむことになり、さらにリスクが増大するのかもしれません。

なお上記の数字は「フォルクスワーゲン・アウディグループ」全体の数字で、ポルシェやランボルギーニ、ベントレー、ブガッティなど他ブランドも含んだ数字。
一番多いのはもちろんフォルクスワーゲンで2,935,100台、次いでアウディの909,000台、シュコダ585,000台、セアろ246,500台、ポルシェ126,500台、という順になっています。

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