VWがまさかの「スター・ウォーズ」風ID.Buzzを公開！ダークサイド仕様、そしてライトサイド仕様。残念ながらワンオフ仕様

｜ フォルクスワーゲンはこの機会を利用しなんとかイメージ刷新を図りたい ｜

日本ではもう忘れさられているが、欧米では未だディーゼル不正事件の影響が拭えない

さて、先日はディズニープラスとのコラボレーションによるフォルクスワーゲンID.Buzzのプロモーションビデオを紹介しましたが、今回は実際にスター・ウォーズ仕様にカスタムされたID.Buzz2台が公開されています。

このID.Buzzは見ての通り反乱同盟軍仕様とダークサイド仕様であり、カリフォルニア州アナハイムにて行われたオビ＝ワン・ケノービシリーズのプレミア上映にて発表されたもの。

その名はID. Buzz Light Side EditionとDark Side Edition

この2台のID.Buzzは「ID.Buzz ライトサイドエディション」と「ID.Buzz ダークサイドエディション」と命名されており、ライトサイド・エディションのボディ下部のベージュ部分はオビ＝ワン・ケノービの来ている服（柔道着モチーフ）をイメージしたものだと紹介されています。

そして車体上半分はヌビアンっぽいクロームに仕上げられていますが、ブルーも効果的に用いられており、さらにはデイタイムランニングランプの発光色まで「ブルー」へ（オビ＝ワン・ケノービのライトセイバーの色をイメージしている）。

さらに車体の一部にはX-ウイングのマーキングのようなレッド、ホイールセンターキャップには反乱同盟軍のマークも。

リアハッチにはナブー文字で「ID.Buzz」※一時、ぼくの名刺はナブー文字で記載していたが、またそれを復活させようと思う

ウインドウ類もブルーへ、そしてやはり反乱同盟軍のマーク。

ID.Buzz ダークサイドエディションはかなりコワモテ

そしてこちらはID.Buzz”ダークサイドエディション”。

ベースとなるのは商用グレードのID.Buzzだそうですが、ブラックのボディにレッドのウインドウ、レッドのドアミラー、レッドのアクセント、レッドのランプ類が文字通り「ダークサイド」そしてダース・ベイダーをイメージしています。

なお、ボディ上半分はマットブラック、下半分はグロスブラックといった具合にコントラストが用いられています。

ウインドウには帝国軍のマーク。

ホイールもレッドにブラック、そして帝国軍のマークが入ります。

もちろんこれらID.Buzz ライトサイドエディションとID.Buzz ダークサイドエディションはプロモーションのためのワンオフモデルであり販売がなされるわけではありませんが、もしかすると（アメリカではスター・ウォーズ風のカスタムの人気が高いようなので）それっぽいカスタムを行う人が出てくるかもしれません。

なお、フォルクスワーゲングループだとほかにポルシェがスター・ウォーズとのタイアップを行っており、（VWともども）その意図は新しいファンを幅広い世代で呼び込みたいということ、サブカル層を取り込みたいということだと言われ、しかしどれほどの効果があるのかはちょっと推測しかねる、とも考えています。

ちなみにですが、欧米ではいまだディーゼル不正事件の影響があるといい（日本だとそういった事件があったことすら忘れ去られているが）、事あるごことフォルクスワーゲンは「過去を忘れてほしい」とも。

そして電動化への切り替えや、IDブランドの展開、そしてID.Buzzのようなブランニューモデルは「過去のイメージを一掃する千載一遇のチャンス」だとも公言しており、これを機に客層を入れ替えてしまいたいのかもしれません。

合わせて読みたい、スター・ウォーズ関連投稿