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どうしたアルファ?メディアのテスト中にアルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオにトラブル発生、不動に

2017/07/16

さあサーキット試乗スタート!

ピストンヘッドがアルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ、BMW M3、メルセデスAMG C63をサーキットでテストする動画。
と、ここまでは他のメディアが公開する動画と同じですが、なんと今回のテストではジュリア・クアドリフォリオがいきなりストップ。

どうやら全く動かなくなったようで、なんらかのエンジントラブル(物理的なのか、センサーのエラーなど電気的なものであるのかは不明)によってセーフモードに入ってる模様。

なかなか「テスト中に停止」というのはないかと思いますが、アルファロメオに関してはぼくも試乗中に過去二回トラブルに遭遇したことがあり、両方とも「アルファロメオGTV(1996)」で、まずは試乗中にターボが回らなくなりエンジントルクとパワーがスカスカになる、というもの。

調子よく走行中!

もうひとつはそれでもやっとディーラーに戻り、さあ車から降りようとした時にドアインナーハンドルを引いても「ドアが開かない」というもので、これはリンケージが外れていたことが原因。
これはウインドウを下げ、外に唐輪を乗り出してドアアウターハンドルを引き、外部からドアを開けることになりましたが、ちょっと驚いた事象ではありますね。

と思ったらウンともスンとも言わなくなった・・・。

該当車輌は当時発売されたてのモデルでもあり、随分昔のことなので「今のアルファロメオは違う」と考えていて、、実際にその後に試乗したアルファロメオはいずれもトラブル皆無。
現在ではいずれのメーカーでもこういった「物理的トラブル」はあまり聞かなくなっていますが、電子制御が全てを司るようになったがために「実際は壊れていなくてもセンサーがエラーを出す」ケースも。

BMWだと(1990年台ですが)日本の一部トラックが積む、強力な出力を持った「違法無線」がBMWの想定外であったようで、これが近くを通るとECUがエラーを出したりする、という例があります。
ぼくも一度だけこれに遭遇したことがあり、トラックターミナルの近くでいきなり車(BMW Z3)が停止したことがあり、「ああこれが有名なあのトラブルか」と思ったことが。

最新の車でも「試乗会」などで酷使されていると、一時的にエラーが出ることがありますが、だいたいエンジンを一旦切るか、バッテリーターミナルを外して5分ほど置いておくかすれば解決する場合も。
清水草一氏も「輸入車のエラー表示はバッテリーターミナルを一旦外すことでたいてい直る」としていますが、けっこう「その通り」なのかもしれません(エラー表示だけで、実際には壊れていないことも多い)。

今回のアルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオも各メディアの限界テストにおいて酷使されていたであろうことが原因かもしれず、またバッテリー端子を外してみたら回復していたかもしれませんね。

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