アルファロメオ・ジュリアは現在トラブルが多く多発することが報じられており、それはJalopnikでも特集記事(Here Are All The Problems That FCA Has Attempted To Fix On The Alfa Romeo Giulia)となるほど。
その多くは「エンジンチェックランプ他警告灯が点灯して回転数が上がらなくなる/動かなくなる(クリスマスツリーのようだ、と表現している)」というものです。
アルファ・ロメオ・ジュリアはもともとFFとして計画されていたところ、フィアット・クライスラー会長であるセルジオ・マルキオンネ氏のツルの一声で「FR」に変更。
そのため開発に十分な時間が取れず、わずか二年半で開発を終えたとも言われています。
さらには予定した発売が遅れに遅れ、「クラッシュテスト不通過」がその理由、とも。
実際のところ問題の原因がどこにあるのかは不明ですが(FCAではソフトウエアの問題で修復可能、としている)、素性としては素晴らしいものを持っており、実際に「ニュルブルクリンク最速」サルーンの座を獲得するなどポテンシャルの高い車であるのは確か。
ハード的に問題がなくソフトの問題であれば、現在報告されている問題が修正され、「完璧な姿」となるのもそう遠くはない時期かもしれませんね。