｜ それにしても自宅敷地内にフェラーリを11台も放置できるとは ｜
貴重なフェラーリ11台が「野ざらし」の状態で発見され、「いったいなぜこんなことが」と話題に。
2015年までのフェラーリが一箇所に集められて放置されており、その内容としては348、456、テスタロッサ、400i（オープンにコンバートされている）、308QV、308GTS、モンディアル、モンディアル・スパイダー等。
売らずに置いておけるだけの財力がうらやましい
これらフェラーリは相当な期間放置されていたと見え、いくつかの車両のウインドウは欠損し、インテリアのレザーは剥がれ、カビが生えたり。
なかにはカバーがかけられているものもありますが、このカバーは屋内用のものと見え、あまり用をなさなかったのかもしれません。
この11台のフェラーリの存在はFerrarichatへの投稿によって明らかになったもので、その場所はテキサス州はレイクウェイ。
投稿者によると、最も古いもので2008年からここ（オーナーの自宅と倉庫の間の空き地）に放置されているといい、オーナーはこれらを”ひとまとめにして”売ろうとしたものの、結局は売れずに2017年に亡くなってしまった、とのこと。
現在、オーナーの家族は再度これらを売ろうとしているそうですが、今回は「ひっくるめて」ではなく「バラバラに」販売されることになるようですね。
コンディションを見ると、控えめに言っても「かなり悪い」ということになり、エンジンルームや足回りの様子はわかりませんが、ボディや内装同様にかなり傷んでいることが想像でき、もう一度走行できる状態に戻すまではかなりな時間と手間がかかりそうです（サビて塗装が剥がれている個体もある）。
そして車両によってはインテリアの損傷が激しく、おそらくは全部分解した後に「総張替え」が必要だと思われます。
なお、ちょっと気になるのは、「自宅と倉庫との空き地にこれらを放置していた」ということで、つまり倉庫にはこれらよりも貴重で価値が高いクルマが眠っている、ということなのかも。
さらには「売却をそれほど急いでいない」ようでもあり、金銭的には相当な余裕がある家庭だと推測できます（でないとフェラーリを11台も、かつ朽ち果てるまで置いておかず、まず現金化すると思う）
もちろんこの家庭には「この家庭なりの」事情があるのだと思われますが、世界には様々な理由にて放置されているスーパーカーが何台くらいあるんだろうな、と考えたりします。
VIA: Ferrarichat