| おそらくその活動費用は「天文学的数字」だが、”内容に見合っている” |
![](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2019/05/ferrari-corsa-clienti.jpg)
有数のスーパーカー系ユーチューバー、サロモン氏がフェラーリの「コルセ・クリエンティ」運営の様子を動画にて紹介。
この「コルセ・クリエンティ(Corse Clienti)」とはフェラーリの顧客のモータースポーツ活動をサポートするフェラーリの公式プログラムで、「XXプログラム」もここに含まれています。
そもそもXXプログラムの車両は公道走行ができない
今回紹介されているのは、そのXXプログラムに参加するフェラーリのオーナーさんたちの様子を収めたものですが、XXプログラム自体は、専用となる車体(599XX、FXX、FXX K)を用いてサーキットで走行を行い、そこで得られたデータを市販車に範囲させることを目的としたもの。
実際に488ピスタ、F8トリブート発表時にも、随所にXXプログラムによって得られた経験が反映されている、と公表されていますね。
そしてその「オーナー」になるにはフェラーリによって選ばれる必要があり、誰でも購入できるわけではない、ということもよく知られています。
こちらはピットにずらりと並ぶFXX Kのアップデート版、FXX K Evo。
クルマの購入費用に加えて維持費用、サーキット走行にための移動費用など相当な「経費」がかかることになると思われますが、サロモン氏いわく「完全にその費用に見合う内容」。
![f7](https://live.staticflickr.com/65535/47098129064_c873e3e2b7_c.jpg)
そしてサロモン氏もFXX K Evoの走行に同乗することに。
![f6](https://live.staticflickr.com/65535/46971374585_11d3906434_c.jpg)
数々のスーパーカー、ハイパーカーを所有してきたサロモン氏も驚きの運動性能。
XXプログラムにて使用されるクルマたちは、なんらかのレギュレーションに縛られず、ただ「速く走る」ことだけを目的としており、形こそはベースとなる市販モデルと似てはいても、その中身や性能は「別モノ」なのだと思われます。
なおFXX Kはラ・フェラーリがベースとなり、出力は1036馬力。
購入できるのは40名の限られた顧客のみです。
![f4](https://live.staticflickr.com/65535/46971374645_5baf627411_c.jpg)
インテリアはこんな感じ(インテリアというか”コクピット”)。
![f3](https://live.staticflickr.com/65535/46971374185_043de87d04_c.jpg)
歴代XXマシンが揃い、まさに壮観。
![f8](https://live.staticflickr.com/65535/46971374505_1834932c7e_c.jpg)
引退したF1マシンは(2013年モデルまで)個人向けに販売されていましたが、そのF1のメンテナンスや維持を担当するのもコルセ・クリエンティの仕事(正確にはその一部署、”F1クリエンティ”が担当)。
![f2](https://live.staticflickr.com/65535/47098128864_d87cfe5c27_c.jpg)
走行を終えるとメカニックたちが万全の体制にてコンディションをチェックし整備を行います。
なお、コルサ・クリエンティにて整備やメンテナンスを担当するのはフェラーリのセミワークスチーム「AFコルセ」。
AFコルセはフェラーリのワンメイクレース、「フェラーリ・チャレンジ」のメンテナンスも担当しており、その技術は確かなものだと言えそうですね。
それでは動画を見てみよう
こちらがサロモン氏によるコルセ・クリエンティによる万全のサポートを紹介する動画、「THE SECRET BEHIND THE MOST EXCLUSIVE FERRARI CLUB」。
こちらはコルセ・クリエンティとは関係がありませんが、
Supercars on the streets
氏による、先日の「ジャミロクワイ(のフロントマン、ジェイ・ケイ)」が売却したグリーンのラ・フェラーリ他を収めた動画。
そしてマンソリーによるカスタムが施されたフェラーリ812スーパーファスト「スタローン」Seen Through Glass氏が紹介する「The CRAZIEST Ferrari EVER! Mansory Stallone 812」。