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フェラーリが「ハイパー・エレクトリックSUV」を発売するとこうなる?いずれはこういった時代が来るのは間違いない

2020/08/16

| エレクトリック時代の常識はまた今とは異なるものとなりそうだ |

現在フェラーリはブランド初となるSUV「プロサングエ」を鋭意開発中ですが、今回はレンダリングアーティスト、Joaquin Obligado氏が「フェラーリのエレクトリックSUV」を公開。

プロサングエには(おそらく)ピュアエレクトリックバージョンは存在せず、よってフェラーリのピュアエレクトリックSUVとなると、少なくともその後継モデルを待つ必要がありそうです。

未来のフェラーリ製SUVは1000馬力

この「未来の」フェラーリ製SUVについてとくに名称は与えられておらず、明かされているのは「4モーター採用、1000馬力のハイパーSUV」ということのみ。

そのスタイルはロー&ワイド、しかしキャビンの「前後」を広く取ることで室内空間を確保しているようですね。

ノーズ、そしてヘッドライトは現在のフェラーリの持つデザイン言語を反映しているようでもあり、十分に「フェラーリ」だと認識可能。

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リアだと「ローマ」を連想させる4つの発光エレメントが用いられ、これもやはり現代のフェラーリの延長線上にあると言って良さそうです。

なお、コンセプトカーの常として「巨大なタイヤ」を装着していますが、エレクトリックモーターは「回転数が上がらないとパワーもトルクも上がってゆかない」ガソリンエンジンとは異なり、瞬時にピークトルクに達するため、こういった「大きなタイヤ」を回転させるのに向いているのかもしれません(しかも転がりだしてしまえば、大径タイヤのほうが”一回転あたり”に進む距離が長く、節電にもなる。転がり始めは電力を要するが)。

おそらく今後エレクトリック化が進むにあたり、これまでの非常識が常識となり、またその逆パターンも出てくると思われますが、「最初からピュアエレクトリックパワートレーンありき」で考えられたクルマは、いろいろな意味でガソリン車とは異なることとなりそうです。

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どうなるフェラーリ「プロサングエ」?

そして当面の問題として気になるのがフェラーリ初のSUV「プロサングエ」。

現在はGTC4ルッソのボディを身にまといテストを行っている段階ですが、「4ドア(+バックドア)」を持つことになるため、市販モデルは(目撃されているプロトタイプとは)まったく異なるデザインを持つことになりそう。

フェラーリはプロサングエを「独立したラインアップ」ではなく、ローマやポルトフィーノ、GTC4ルッソ同様に「GT系」ラインアップに組み入れるということも発表しており、となるとほかのフェラーリとの共通性が与えられるのは間違いないものと推測されます。

そして、共通性が持たせられるとなれば、もっとも新しいデザインを持つ「ローマ」との類似性が高くなるのかもしれませんね。

参照:Joaquin Obligado

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