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ついに新車価格の3倍まで来たか・・・。美しいイエローのラ・フェラーリが4億6000万円にて販売中

2021/07/26

ついに新車価格の3倍まで来たか・・・。美しいイエローのラ・フェラーリが4億6000万円にて販売中

| 近年は数々のハイパーカーが発売されているが、その中でも値上がり筆頭はやはりラ・フェラーリだろう |

イエローのラ・フェラーリは意外と珍しい

さて、信じられないことにラ・フェラーリの発表(2013年のジュネーブ・モーターショー)から8年が経過しており、しかし時の経過とともにラ・フェラーリはどんどん価値を上げていて、今回はなんと4,199,000ドル(約4億6000万円くらい)のプライスタグを掲げる中古車が登場。

走行距離はわずか217km(4年前、この個体がオークションに出品されたときは196km)という低走行ではありますが、新車価格のすでに「3倍くらい(ラ・フェラーリの新車価格は1億6000万円くらいだとされる)」にまで上がっているということになりますね。

なお、前回オークションに出品されてから走行距離がほとんど伸びていないということを鑑みるに、オーナーは「乗らずにコンディションを維持し、 値上がりを待っていた」ということになりそうです。

LaFerrari-Giallo-Triplo-Strato (10)

ボディカラーはジアッロ・トリプロ・ストラート

なお、このラフェラーリのボディカラーは「ジアッロ・トリプロ・ストラート」。

フェラーリにおけるイエローというと「ジアッロモデナ」が有名ですが、 ジアッロ・トリプロ・ストラート とは初めて耳にするボディカラーであり、非常に珍しいのではと思います。

LaFerrari-Giallo-Triplo-Strato (12)

ブレーキキャリパーはブラック、そしてこれも珍しいダーク仕上げ(フェラーリのオーナーはシルバーのホイールを選ぶことが多い)。

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ルーフはカーボンファイバー製(オプション)。

LaFerrari-Giallo-Triplo-Strato (6)

ミラー、フロントスポイラー、センターホイールキャップもカーボン製です。

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サイドから見ると、ブラックのラインがリアフェンダー~リアバンパー~テールエンドにまで連続していることもわかります。

なお、フェラーリはこういった連続性を非常に重視しており、最新モデル、296GTBにおいても「横から見た時、ドアミラーの境界線と、サイドウインドウ下辺とのラインが一致」していますね(両者ともピニンファリーナではなくフェラーリの内製デザイン)。

LaFerrari-Giallo-Triplo-Strato (4)

フェラーリにしては珍しく、フロントフード~フロントウインドウ~ルーフまでもが「ワンモーション」。

ラ・フェラーリはルーフが(他のフェラーリに比較して)低く、全高は1116ミリにとどまります。

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なお、この「全高1200ミリ以下というのはスーパーカーといえどかなり珍しく、ランボルギーニ・ウラカン(1165ミリ)、アヴェンタドール(1136ミリ)、マクラーレン・アルトゥーラ(1193ミリ)あたりは1200ミリ以下、しかしフェラーリの場合、F8トリブート(1206ミリ)、ローマ(1318ミリ)、812スーパーファスト(1276ミリ)など、ほとんどのラインアップが1200ミリ以上。

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おそらくこれは、最大市場である北米の事情(大柄な人が多い)を意識しているからだと思われますが、それでもラ・フェラーリのように「日常的に乗られることがない、特別な」モデルにおいてはスタイリングを優先したデザインを採用しているのかもしれません。

ただ、SF90ストラダーレの全高は「1186ミリ」、296GTBの全高も「1187ミリ」とかなり低く、「イチ(車体構造)からインハウスでデザインした」フェラーリの全高は低めになっているとも捉えることができそうです。

このラフェラーリのインテリアはこうなっている

そしてこちらがジアッロ・トリプロ・ストラートをボディカラーに持つラ・フェラーリのインテリア。

基本カラーはブラック、そして素材はレザー。

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ただし外装同様に美しくカスタムされ、イエローのアクセントにカーボンファイバー製のトリム等が装着済み。

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その他の装備としてはHarman/Kardonサウンドシステム(4スピーカー)、Bluetooth接続、消化器、イルミネーテッド・エントリー、オートエアコン、パワーウィンドウ、キーレス・エントリー、パッセンジャー・バニティ・ミラーといった内容が紹介されています。

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4億6000万円もあればパガーニやケーニグセグのクルマ、そしてポルシェ918スパイダーやマクラーレンP1/セナ/スピードテール/エルヴァ等も手に入ると思われますが、それでも長期的な値上がりを考慮すると、やはり「ラ・フェラーリが一番」なのかもしれませんね。

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参照:Pagani Beverly Hills

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