
| さすがにシャルル・ルクレールとカルロス・サインツの前で彼らのマシンにステッカーを貼るのは緊張しそう |
エンツォ・フェラーリの「フェラーリは人でできている」という言葉が実感できる内容に
さて、フェラーリは先日2022年シーズンを戦うF1マシン、「F1-75」を発表していますが、今回はそのF1-75にスポンサーステッカーなどを貼ってゆく過程を紹介した動画を公開。
なかなかこういった動画を公開するチームは少なく、けっこう貴重な動画だと思います。
なおーF1-75の「75」はフェラーリの75周年を意味しており、F1-75の車体には「75周年記念ロゴ」も表示されることに。
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何もスポンサーロゴがない車体を見る機会はあまりない
そしてまず、こちらがスポンサーロゴのないF1-75。
こういった状態のF1マシンが公開されるのはけっこう珍しいかもしれません。

なお、この状態で表示される(貼られている)のはフェラーリのエンブレムのみ。

そして作業室のモニターには「2022 STICKERING」という作業内容が表示されてミッションスタート。

出力されたロゴをはさみでジョキジョキ切って・・・。

きっちりと並べます。

その後はそれぞれがステッカーを手にとって作業開始。

サイドのシールドエンブレムは「おおよそ」の位置にて、マーキング無しで貼っているようですね。

こんな重要なステッカーをテキトーに張って大丈夫かと思ったりしますが・・・。

要所要所ではちゃんとマーキングしているもよう。

細々としたステッカーにはちゃんと指示書があります。

契約を延長したサンタンデールのロゴはいい位置に。

リシャールミルもかなり目立つポジションですね。

当然ながらシェルはベストポジション。

カーボンパーツにもしっかりロゴを貼り込みます。

このサイドポッド形状はかなり特殊。

シャルル・ルクレールとカルロス・サインツという濃淡イケメンコンビもやってきて作業を眺めます。

カルロス・サインツの見守る中で車番の「55」を貼り付け。

ちょっと気泡が入ってしまっていますが、このまま作業が継続されているようですね。


そして最後には75周年ロゴ。

グラデーション部分までが含まれる、けっこう大きなステッカーです。

こちらがステッカーを張り終えた状態。
ステッカーを貼ると「F1マシン」らしい雰囲気が出てきます。
なお、こうやって様々なスポンサーロゴを見ていると、カンパニーロゴのカラーが決まっていて変更できない企業の場合、たとえば車体とのマッチングが良くなければスポンサーとしての掲出を断念しないといけない場合もありそうです(たとえばここにアドビの赤いロゴを貼り付けても目立たない。昨年のミッション・ウイノーのグリーンのロゴは逆に目立ちすぎて全体のバランスを欠いていた)。

そして今回の作業を見ていると、どのスタッフも楽しみながら仕事をしている様子がわかり、エンツォ・フェラーリの「工場は、人、機械、建物でできている。フェラーリは、なによりも、人でできている」という事がよく分かる動画となっています(動画を見ているだけでも、F1-75の製造に参加したような気になる、いい一本だと思う)。

フェラーリF1-75にスポンサーロゴを貼ってゆく動画はこちら
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参照:Ferrari