| 5色いずれもイタリアの景勝地をイメージしたカラー |
さらにはボディカラーにマッチしたアクセント入り
さて、フェラーリはそのオーナーズミーティング「カヴァルケード」10周年にあわせて5つのスペシャルカラーを公表すると述べ、これまでに4つを公開してきましたが、今回ついに最後の「アルジェント・シラクサ(Argento Siracusa)」を発表。
なお、これら5つのボディカラーはカヴァルケードにて通過したり訪れたりする景勝地にちなんでいるといい、このシルバーはシチリア島南東の都市、シラクサをイメージしたということになります(2014年のカヴァルケードの目的地)。
そしてほかの4つのボディカラー同様、このアルジェント・シラクサは、SF90ストラダーレ、SF90スパイダー、296GTB、812コンペティツォーネ、812コンペティツォーネA(アペルタ)の5モデルに対してオプション設定される、とのこと(そのオプション価格は不明)。
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フェラーリらしからぬシックなカラー
このアルジェント・シラクサにつき、フェラーリらしからぬシックなカラーを持ち(一方で1960年代のフェラーリっぽくもある)、そしてイタリアの景勝地というイメージからしてもややアダルトな雰囲気ですが、最近のフェラーリに用いられている「抑揚のついた」ボディパネルにはよく似合うのかもしれません。
そしてこれまでのカヴァルケード10周年記念色同様、ボディカラーとトーンをあわせたラインがフロントからサイドにかけて入っています。
そしてテールエンドにもアクセント。
ドアには他のカラー同様に「39」の文字が入り、片側にはイタリア国旗、もう片側にはアメリカ国旗が描かれていますが、たとえばこのアメリカ国旗について、日本人がオーダーした場合、「日の丸」に変更してくれるのかはちょっとナゾ。
なお、これらのラインやグラフィックは例によって「ハンドペイント」によって塗装され、マスキングの段差が出ないように表面が均されることになるものと思われ、これだけでも「数百万円」はかかりそうですね。
今までのカヴァルケード記念限定カラーはこうなっている
そこでこれまでに公開されたカヴァルケード記念限定カラーを振り返ってみたいと思いますが、こちらはカプリ島をイメージした「ブルー・カプリ」。
玉虫色のヴェルデ・ヴォルテラ。
ウインターリゾート地がイメージのビアンコ・クールマイユール。
ヨーロッパ最大の活火山、エトナ山をイメージしたロッソ・タオルミナ。
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