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｜ それでも限定スーパーカー / ハイパーカーの転売案件は後を絶たない ｜
そして一度転売すると二度と限定フェラーリを売ってもらえないと言われている
さて、フェラーリは最新ハイパーカー「F80」を発表したところですが、その価格は約6億円、そして生産台数は799台のみという、いろいろな意味で購入のハードルが高い（高すぎる）クルマです。
現時点では「V6」について様々な議論がなされ、V12ではないことに意義を唱える人多数ではあるものの、フェラーリはF80について「未来から来たクルマ」だと表現しており、つまりフェラーリはF80について「伝統」よりも「未来」を見据えていて、よってV12ではなく「V6+ハイブリッド、4WD」というこれまでのスペチアーレにない手法を採用したのだと捉えています。
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早速フェラーリF80の「転売」が登場
そこで今回話題となっているのがこのフェラーリF80の「転売」。
フェラーリは顧客情報を厳しく管理しているので、仮に転売を行うと「誰が転売したのか」すぐにわかり、そしてその顧客は二度とフェラーリの限定モデルを売ってもらえなくなるため、（いかに利益が出ようとも）転売するのは得策ではないと考えられ、それでも後をたたないのがこういった転売案件。
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そして今回販売されているのは「ビルドスロット」つまり「生産枠」で、よってこのフェラーリF80の転売物件を購入した人はF80の仕様を自由に決めることができるわけですが、その段階ではまだ「転売」だと悟られるわけにはゆかず、転売元と転売先とで非常に繊細な調整がなされるのかもしれません。
ちなみにその価格は590万ユーロつまり現在の為替レートだと9億7000万円で、約3億7000万円のプレミアが載せられているわけですが、これでも「売れてしまう」と思われるのがフェラーリの恐ろしいところ。
参考までに、このフェラーリF80を販売しているFerrari Andereでは512BB、488チャレンジEVO、12チリンドリ、SF90 XX ストラダーレなどの車両（一部は生産枠）が販売されており、けっこう多彩な、かつ強力な”仕入先”を確保しているようですね（エキゾチックカーディーラーの成否は”仕入れ”にかかっている）
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