| 今度はランボルギーニCEOがエレクトリック化に言及 |
以前にランボルギーニの技術部門トップ、マウリッツォ・レッジャーニ氏が「次期V10、V12モデルはハイブリッド化される」と語っていますが、今回はランボルギーニCEO、ステファノ・ドメニカリ氏が「アヴェンタドール後継モデルはハイブリッドになる」と明言。
やはりこれはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにてカーメディア、AutoExpressに語った内容とされていますが、アヴェンタドール後継モデルはV12エンジンを継続すること、そのためにハイブリッド化を行う、とのこと。
なお、この方向性は過去に何度か語られたものと一致しており、「まず間違いない」路線だと言えそうですね。
ランボルギーニでは2020年を境にエレクトリック化が加速
さらにウラカンの後継モデルについてもV10エンジン継続、そしてハイブリッド化されると述べており、次世代のV12、V10モデルともに「ダウンサイジングターボはない」ということに。
加えて「最初にハイブリッド化されるのはウルスだ」とのことで、これもまた「既定路線」であり、おそらくは2020年までに登場する、とされていますね。
おそらくはポルシェ・パナメーラ・ターボS Eハイブリッドに使用されるのと同じハイブリッドパワートレーンを使用し、670馬力程度を発生すると見られていますが、またしてもランボルギーニはSUVのパフォーマンスを新たな次元へと押し上げることになりそう。
なお、ランボルギーニは「LB48H」と呼ばれる、ハイブリッド(とされる)スーパーカーを67台限定で発売するであろうことが報じられていますが、これも「ランボルギーニのエレクトリック化」へのひとつの布石であり、その驚くべきパフォーマンスをもって「ランボルギーニにとってのエレクトリック化は、妥協ではなく必然の結果である」ということを世に知らしめるためのものであろうことも想像できます。
ランボルギーニ各モデルの「モデルライフ」はおよそ10年で、2011年発売のアヴェンタドールは2021年、2014年発売のウラカンは2024年にフルモデルチェンジが予想され、そのタイミングで「ハイブリッド化」されるということに。
その時点ではバッテリーが「リチウムイオン」なのか「ソリッドステート」なのか不明ではあるものの、いずれにせよランボルギーニはポルシェやアウディという、エレクトリック化に多大な投資を行っている(同グループ内)ブランドの資産を活用できる立場にあり、常に最先端の技術を使用できる、と言えそう。
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