
| SC18から2年、「2台目の」スクアドラ・コルセによるワンオフモデル |
さて、ランボルギーニが予告通りワンオフハイパーカー、SC20を正式発表。
アヴェンタドールをベースとしながらも6.5リッターV12エンジンは770馬力へ、そしてなにより特別なのはフロントスクリーンすら持たない「スピードスター」であるということ。
なお、購入者は明かされておらず、納車先も謎のまま。

ボディパネルはカーボンファイバー製
このSC20のデザインを行ったのはランボルギーニのデザイン部門「チェントロスティーレ」、そしてプロジェクトを進めたのは同社のモータースポーツ部門「スクアドラコルセ」。
エアロダイナミクス最適化が図られることで高速走行時にも快適性が確保されているといい、そのボディパネルはカーボンファイバー製。

ランボルギーニSC20のデザインソースはディアブロVTロードスター等過去モデル
なお、このSC20はその名からもわかるとおり「SC18アルストン」に連なるプロジェクト(SC19も存在し、別途公開されるのかもしれない)。

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デザインのインスピレーション元はディアブロVTロードスター、コンセプトS、アヴェンタドールJ、ヴェネーノ・ロードスターといった過去のスペシャルモデルだとアナウンスされています。

それに加えてフロントスプリッターとフロントフードのダクトはウラカンGT3 EVO、ボディサイドのデザインと前後フェンダー上のフィンはエッセンツァSCV12から取り入れられるなど「過去と現在におけるランボルギーニの要素」を存分に取り込んだのがこのSC20ということになりそう。

ランボルギーニSC20のゴールは「ユニークなクルマを作ること」
このSC20の「ゴール」はユニークなクルマを作ること、エクストリームなデザインそしてパフォーマンスを追求すること、エアロダイナミクスとランボルギーニらしいディティールを組み合わせること。
そして画像を見る限り、それは高いレベルにて実現されているように思われます。

ボディカラーはホワイト(ビアンコ・フー)、そしてアクセントはブラックにブルー(ブルー・ケフェウス)。
全体的にクリーンかつ爽やかな印象ですね。

ホイールのエアロカバーはヴェネーノのようなデザイン。
ホイールサイズはフロント20インチ、リア21インチ。

巨大なリアウイングの角度は3段階に変更可能。

テールランプは立体的な形状を持っており、シアンFKP37同様にカウンタックをイメージしたものかもしれませんね。

ランボルギーニSC20のインテリアはこうなっている
こちらはランボルギーニSC20のインテリア。
ベースはネロ・コスモスにビアンコ・レダ、そこへエクステリア同様にブルーのアクセントが入ります。
よく見ると、「ちょっとだけ」スクリーンが設置されている模様。

各部にはカーボンファイバーが多用され、スパルタンなイメージを強調しているかのようですね。

参照:Lamborghini