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世界で唯一、ランボルギーニの「お墨付き」? 1:10サイズのミニカーと3Dプリンタを頼りに製作したアヴェンタドールのレプリカのクオリティがハンパない【動画】

2023/05/15

世界で唯一、ランボルギーニの「お墨付き」? 1:10サイズのミニカーと3Dプリンタを頼りに製作したアヴェンタドールのレプリカのクオリティがハンパない【動画】

| ヘッドライトはランボルギーニからのプレゼント、実際にランボルギーニ公式コンテンツで紹介された実績も |

もともとは4年前、アヴェンタドールが好きすぎる息子のために製作開始

さて、ランボルギーニ・アヴェンタドールのレプリカは数あれど、これだけの精度と情熱をもって製造され、かつランボルギーニから「お墨付き」をもらったレプリカはこの一台のみかもしれません。

動画に登場するレプリカについては過去に何度か紹介したことがあるので覚えている方も多いかと思いますが、このアヴェンタドールはスターリング・バッカスさんなるコロラド州立大学教授が製作しているもので、ボディパネルと内装パーツのほとんどが3Dプリンタによって作られていることが最大の特徴です。

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このアヴェンタドールのレプリカ製作を開始したのは4年前

スターリング・バッカスさんは4年前に、1:10スケールのランボルギーニ・アヴェンタドールのミニカー、そしてAmazonで購入した3Dプリンタ(QIDI XProという製品)だけをもってランボルギーニ・アヴェンタドールを3Dプリントしようとに挑むこととなりますが、4年が経過した今、ようやくそのプロジェクトが実現しようとしています。

なお、アヴェンタドールのレプリカを作ろうと考えたのは、スターリング・バッカスさんの息子、ザンダー君が大のアヴェンタドールファンであるため。

ザンダー君は毎日ゲームにてアヴェンタドールを走らせるほどの入れ込みようで、その様子を見たスターリング・バッカスさんは「なんとか実車のアヴェンタドールに乗せてやりたい」と考えたわけですね。

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そこで思いついたのが3Dプリンタでアヴェンタドールを出力するという荒ワザで、まずは自身でシャシーを自作し、そこから「1:10サイズのミニカーを拡大コピーする形で」ボディパネルや各パーツ、そして内装パーツを出力しています(エンジンはコルベットから拝借したV8、トランスミッションはポルシェ911から。サスペンションはアヴェンタドールと同じインボード式)。

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ウインドウはクライスラー社のミニバン、パシフィカのものを流用し、チッププロという会社がアヴェンタドールにマッチするサイズにカットしています。

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スターリング・バッカスさんは、このアヴェンタドールのボディパネルのほとんどに、再生可能な有機物由来の熱可塑性プラスチックであるポリ乳酸(PLA)を使用しており、しかしこのPLAは熱に弱いため、スターリング・バッカスさんはこれらの出力したパーツをカーボンファイバーでラミネートし、さらにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PMA)を使って化学的に接着したといい、車体上部と下部はそれぞれ3層のカーボンファイバー構造となっています。

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そして製作開始から2年が過ぎた際にアヴェンタドール(レプリカ)の製作過程がネット上にて広く拡散され、このレプリカの存在がランボルギーニの知るところとなってしまうわけですが、通常であればランボルギーニから「廃棄指示」が出てもおかしくないところ、スターリング・バッカスさんの情熱、そしてザンダー君への愛情に心打たれたランボルギーニは、なんと本物のアヴェンタドールを(クリスマスプレゼントとして)この親子へと貸し出すことに。

さらには本物のアヴェンタドールのヘッドライトをスターリング・バッカスさんへ提供したとのことなので、このアヴェンタドールのレプリカは「ランボルギーニ公認」だと捉えていいのかもしれません。

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ランボルギーニ・アヴェンタドールのレプリカは「完成の一歩手前」まで近づく

そしてさらに2年が経過したのち、このアヴェンタドールのレプリカは内外装ともに完成まであと一歩というところにまで達しており、ふたたび脚光を浴びているわけですが、ランボルギーニがこのレプリカを取り上げたことを知った(スターリング・バッカスさんが使っていた)3Dプリンタの会社は最新型の3Dプリンタ(CR-10S)を同氏に提供したといい、現在のドアパネル、リアエンジンカバー、フロントフェンダー、ボンネット含むボディパネルははすべてこの製品を使用して3Dプリントされたものだと紹介されています。

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ちなみにステアリングホイールは「本物」のアヴェンタドールのパーツだそうですが、そのほかの内装パーツのほとんどは3Dプリンタで出力されていて、その素材は耐候性の高いアクリロニトリル・スチレン・アクリレート(ASA)なのだそう。

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なお、もっとも苦労したのはこのシザースドアで、ヒンジ部の強度を確保するのに相当な苦労があったもよう。

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このエンジンルーム内のカバーはebayにて見つけた本物のアヴェンタドールのパーツではあるものの、クロスバーは自作によるパーツです。

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「あと少し」で完成するとスターリング・バッカスさんは語っており、完成後の目標重量はわずか1,220kg(アヴェンタドールの重量は1,800kgくらい)、そして完成の暁には8月13日にデンバーのバンディミアスピードウェイで開催されるカーショーにこのアヴェンタドールを持ち込む、と意気込みを見せています。

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3Dプリンタで製作したランボルギーニ・アヴェンタドール「レプリカ」を紹介する動画はこちら

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参照:3D Printing Nerd

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