![生産わずか10台のみ、パガーニ・ゾンダRレボリューションが中古市場に登場!内外装の詳細画像も公開、一生実車を見ることがなさそうなクルマだけに「ありがたや」](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/08/Pagani-Zonda-R-Evolution.jpg)
| ゾンダと名はつくものの、やはり中身は完全に別モノのレーシングカー |
おそらくはとんでもない価格だとは思うが、購入できる財力を持つ人にとっては「高くない」買い物のはずだ
さて、パガーニはつい先日「ウアイラR」を発表したところですが、今回RMサザビーズ開催のプライベートセールに登場予定なのが「ゾンダR」。
ウアイラRの直接の祖先にあたり、さらにこの個体はゾンダRの中でもさらにレアな「ゾンダRレボリューション(レボルチオン)」(当初はゾンダRとして生産され、その後パガーニの工場へと送られて損だRレボリューションとして生まれ変わっている)。
おまけに「アメリカで販売された第一号」という栄誉にも浴する一台です。
ちなみに販売価格は「応談」だそうですが、購入時の価格は227万ドルだった、とのこと。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-13](https://live.staticflickr.com/65535/51375492806_861c89f34c_c.jpg)
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生産されたのはわずか10台
なお、記録によると「ゾンダRレボリューション」が生産されたのはわずか10台。
今回販売されている個体はその5番目だとされますが、「エボリューション化」に際して50馬力のパワーが上乗せされることに。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-52](https://live.staticflickr.com/65535/51375723538_90a2e1b52a_c.jpg)
外観上だとフロントエンドの変更に加えてリアウイングの下にさらにコンパクトなウイングの追加も。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-48](https://live.staticflickr.com/65535/51376499055_cf2846791c_c.jpg)
搭載されるエンジンはメルセデスCLK GTR譲りの6リッターV12エンジン、そして出力は”エボリューション”化によって800馬力へ。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-54](https://live.staticflickr.com/65535/51375492666_30cbee0425_c.jpg)
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これによって0−100キロ加速は驚愕の2.7秒、最高時速はじつに370km/hを誇ります。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-56](https://live.staticflickr.com/65535/51376499040_091bbaafd7_c.jpg)
なお、パガーニ本社にて「レボリューション」化された際にはホイールもマグネシウム製へと交換されているようですね。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-47](https://live.staticflickr.com/65535/51376499300_bb7b7128c6_c.jpg)
ボディパネルはすべてカーボンファイバー製。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-44](https://live.staticflickr.com/65535/51376226524_56c8a46043_c.jpg)
ルーフにはシュノーケル。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-46](https://live.staticflickr.com/65535/51376499365_73368e8a53_c.jpg)
ボディサイドには立体形状を持つオラチオ・パガーニ(パガーニ創業者)のサイン。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-43](https://live.staticflickr.com/65535/51375492721_8751f0bbcc_c.jpg)
リアフェンダー上にはお馴染み「潜望鏡」エアインテーク。
パガーニのハイパフォーマンスモデルによく見られる装備ですが、そのぶん「取り付けて欲しい」というオーダーが多いようですね。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-50](https://live.staticflickr.com/65535/51375492316_bde731e0d5_c.jpg)
テールパイプはおなじみクワッド、そしてリアディフューザーは超巨大。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-39](https://live.staticflickr.com/65535/51375723233_15eb46ea0e_c.jpg)
エキゾーストマニホールドはインコネル製、そしてセラミックコーティングが施されます。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-55](https://live.staticflickr.com/65535/51375723388_5f4f8eb779_c.jpg)
なお、走行距離はわずか1,016kmだとされますが、サーキット専用モデルという性格上、サーキット内でしか走行ができず、距離が伸びていないこともうなずけます。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-10](https://live.staticflickr.com/65535/51374728977_f7142017b5_c.jpg)
パガーニ・ゾンダRのインテリアはこうなっている
そしてこちらはパガーニ・ゾンダRのインテリア。
室内にはぶっといロールケージが組まれます。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-29](https://live.staticflickr.com/65535/51375492536_1b0000d6eb_c.jpg)
当然ながらシートはフルバケット+ハーネス。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-26](https://live.staticflickr.com/65535/51375492551_ded52782c1_c.jpg)
シートは車体に直付け。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-30](https://live.staticflickr.com/65535/51374728652_9a128f7543_c.jpg)
センターコンソールはいたってシンプル。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-19](https://live.staticflickr.com/65535/51375492376_67173e61f0_c.jpg)
ステアリングホイールにはタコメーターが内蔵。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-17](https://live.staticflickr.com/65535/51376226274_7ece9ff5c9_c.jpg)
ペダルも非常にシンプル。
トランスミッションは6速シーケンシャルにマグネシウムのケースに入った多板式レーシングクラッチ。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-21](https://live.staticflickr.com/65535/51376226199_95527bddef_c.jpg)
パガーニ・ゾンダは非常に珍しい車であり、まず一生見ることなく過ごすであろうクルマのひとつではあるものの、今回こうやって画像が公開されただけでも「ありがたや」という感じですね。
![2010-Pagani-Zonda-R-Evolution-Sothebys-24](https://live.staticflickr.com/65535/51376498980_cea932fc44_c.jpg)
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参照:RM Sotheby’s