| 日本でもアメリカでも中国でも、ホンダはなかなかに面白い企画を実施するようだ |
それにしてもこのラッピングはなかなかに興味深い
さて、ホンダは中国にて「e:N」シリーズなるEVを展開する計画を発表しており、2024年には「e:NS2」「e:NP2」なるデュオを発売する予定です(これらは兄弟車であり、ホンダが現地で提携する2社によってそれぞれ名称と外装がちょっとだけ変えられている)。
そして今回中国ホンダが公式Weiboへと公開したのがこのe:NS2とe:NP2のプロモーション動画で、いかに「室内が広いか」ということをアピールすることに。※Weiboの動画は埋め込めないので、動画はこちらから
中国ではスタイリッシュさと室内空間の広さという相反する要素が求められる
今回のプロモーション動画を撮影するのは室内スタジオ。
登場するのは(ヘッドライトから判断して)e:NP2だと思われます。
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ルーフから後ろは「クーペスタイル」。
中国ではクーペ風のリヤセクションを持つSUVが非常に好まれるといい、現地でのヒット作「アヴァンシア」のボディ形状も同様ですね。
なお、このカモフラージュはなかなかユニークで・・・。
「空間魔術師」「本田精神」といった文字、そして「永遠にホンダを信頼してもいい」といった意味の中国語などが見られます。
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さすがは中国、ダイナミックなダンサーが登場
そしてここからが動画の見どころなのですが、まずは6人のダンサーが登場。
ハリウッド映画ばりに逆光、そしてスローモーションという演出つきです。
レポーターも登場し、なにやらモノモノしい雰囲気に。
そしてこのダンサーたちがなにをするかというと、演舞をしながらe:NP2の荷室へと乗り込むわけですね。
このレポーターの顔芸がなんともナイス。
まるで(映画のワンシーンで)ロケット発射前のカウントダウンを見るかのような表情です。
ダンサーはそれぞれ異なる技を見せてくれ・・・。
一人、また一人と荷室へIN。
ダンサーによってはけっこうな大技も披露。
https://live.staticflickr.com/65535/53331610030_b25ca18e08.jpgさすがに乗り込む直前にはスピードダウンして慎重に。
そして見事6人が乗り込むことに成功してこの表情。
もう完全にロケットの打ち上げに成功したコントロールルームみたいな雰囲気に。
最後は6人を収めたまま電動にてバックドアを閉じて終了。
なお、この動画を見て思い出したのは、ホンダがS660発表時に公開した「アクロバット乗車」で、たとえ海を隔てたとしても、ホンダはこういった企画を好むのかもしれません。
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参照:Weibo