>日産/インフィニティ(Infiniti)

日産GT-R 2020年モデル発表!FUJITSUBO製チタンマフラー、細部のブラッシュアップにて各グレードとも40万円前後の価格アップ

2019/04/18

内容を見ると、値上げの範囲は十分に納得できるどころか「お買い得」

日産がGT-Rの2020年モデルを発表。
同時に「GT-R NISMO 2020年モデル」「GT-R 50thアニバーサリー」を発表しており、50周年を迎えるにあたって大きな盛り上がりを見せています。※2020年のGT-R諸元表はこちら

なお、現行R35 GT-Rは2007年に登場していますが、12年目に突入した今でも、その輝きがまったく色あせていないと思います。

2020年モデルのGT-Rはこう変わった

簡単に2020年モデルのGT-Rについてスペックを記載しておくと、エンジンはこれまでと変わらずVR38DETT(3.8リッターV6ツインターボ)、出力も2017-2018年モデルと変わらず570馬力(登場初期は480馬力だったので、90馬力も出力が向上したことになる)。

トランスミッションも同じく6速デュアルクラッチ、駆動方式も伝統の4WDを採用しています。

なお車体重量は1760キロ、全長は4710ミリ、全幅1895ミリ、全高1370ミリと「けっこう大きく、重い」クルマ。
それでも加速や運動性能は常に世界の第一級にあり、パッケージング等の不利を「テクノロジーによって、常識とともにひっくり返してしまった」日本らしいクルマだとも思います。

以下、日産からのプレスリリース抜粋。

究極のドライビングプレジャーを追求し、常に深化を続ける「NISSAN GT-R」は、いつでも、どこでも、誰でも最高の喜びと経験を提供し、圧倒的な性能を誇るスーパースポーツカーです。今回発表した2020年モデルは、妥協することなく「速さの質」を追求し、加速やハンドリングにこれまでに培ってきたレーステクノロジーを惜しみなく投入することで、さらなる深化を遂げています。

匠により1台1台手組みする「NISSAN GT-R」の3.8リッターV6 24バルブツインターボエンジンは、高い性能を発揮します。2020年モデルでは、「NISSAN GT-R NISMO」に採用してきたレスポンス向上に貢献するターボ高効率化技術「アブレダブルシール」を採用しました。レース用ターボチャージャーに多く使用されているこの技術は、吸入した空気の漏れを最小限にすることで、ドライバーの加速意図に即座に応えるレスポンスを実現しています。

また、街乗りからサーキットまであらゆるシーンにおいて、より最適なギア段を選択し、コーナリング時にエンジンパフォーマンスをより堪能できる変速を実現するため、Rモード専用のアダプティブシフトコントロール(ASC)のシフトスケジュールをよりアグレッシブに設定しました。コーナー進入時のブレーキングでは、積極的に低いギア段を選択し、より鋭いコーナー進入と同時に、再加速時の駆動レスポンスを向上させ、より鋭いコーナー加速を実現します。ドライバーがより安心して意のままに操れるクルマとするため、新たなサスペンションセッティングを行い、速さはもちろん鋭い応答性と乗り心地の質の高さを実現しました。

さらに、ブレーキは従来よりも軽い踏力で制動力が立ち上がるよう、ブースター特性のチューニングにより初期の効き感を向上させ、短いストロークで効きが立ち上がるコントロール性の良いブレーキを実現しました。これによって、市街地からワインディングロードまで、確かなブレーキの効きを感じていただけます。

ボディカラーには、見る角度により表情を変える新色のワンガンブルー(4RPM)を設定しました。ワンガンブルーは、まるで一瞬で駆け抜ける閃光のような鮮やかなブルーが特長です。青色の透明ベースに光干渉顔料を追加することで、お客さまにはベイエリアでの日没の余韻を感じさせるミステリアスな色の変化を愉しんでいただけます。また、職人が一つ一つ手作りで加工した青く輝くチタン製のエキゾーストフィニッシャを採用し、よりスポーティな印象を与えるこのマフラーと、新デザインのホイールが2020年モデルの存在感をより際立たせています

2020年モデルの日産GT-Rの仕様やボディカラーはこうなっている

下は2020年モデルのGT-Rのグレードと価格一覧。
カッコ内は昨年モデルの価格ですが、40万円前後の値上げとなっていることがわかりますね。

GT-R Pure Edition10,631,520円(10,231,000円)
GT-R Black Edition12,539,880円 (12,139,000円)
GT-R Premium edition12,105,720円 (11,705,000円)

そしてこちらはボディカラー。

こちらは新色のワンガンブルー。
R34世代のGT-Rを思わせるカラーですが、4コート2ベイクによって「深い色味」を再現しています。

ブリリアントホワイトパール。

アルティメイトシャイニーオレンジ。

バイブラントレッド。

アルティメイトメタルシルバー。

ダークメタルグレー。

メテオフレークブラックパール。

ホイールは画像下、左のホイールがGT-R各グレード(Pure/Black/Premium)共通の標準装備。
真ん中のホイールはGT-Rトラックエディション専用となり、右の”ハイパーチタンカラーコート”ホイールはディーラーオプションとしての設定です(いずれもレイズ製、鍛造)。

そしてマフラーは「FUJITSUBO」製。
素材はチタン、そして職人が焼き色をひとつひとつつけている、とのこと。
バルブも内蔵しているようですね。

全体的には小変更にとどまると思われますが、細部に磨きをかけ、かつチタンマフラーを採用したことを考えると「40万円前後の値上げ」は十分に許容できるもの。
これまでまたGT-Rの魅力が向上した、と言えそうですね。

VIA:NISSAN

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->日産/インフィニティ(Infiniti)
-, , , , , , ,