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| ここまで日産愛が感じられるアメリカのカスタムカーは珍しい |
2代目「ダットサン・フェアレディ」をベースに”トップチョップ”カスタムを施した車両が動画にて公開に。
いわゆるレストモッド(レストア+モディファイ)ということになりますが、その出来があまりに秀逸であり、ここで紹介してみたいと思います。
べースとなる「ダットサン1600(SP311)」は1965年に発売されたクルマで、エンジンは1.6リッター直4、90馬力。
もともとオープンボディを持ちますが、この車両はAピラーをカットした上、前後フェンダーをワイド化し、バンパーやグリルもオリジナルデザインへと変更しています。※ドアミラーもタルボット風に変更
随所に見られる「日本リスペクト」
なお、もともとのダットサン1600はこんなクルマ。
こちらと比較すると、どれだけ手間をかけてカスタムが施されているかがわかりますね。
![Screen-Shot-2017-08-21-at-12.50.02-PM-940x590のコピー](https://live.staticflickr.com/65535/49227858381_20780d93c0_c.jpg)
フェンダーは「叩き出し風」、フロントバンパーは日本の「街道レーサー風」。
おそらくは日本のカスタムシーンをよく調べた上でのカスタムだと思われます。
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ちなみにヘッドライトは左側がイエロー、右側が透明(CIBIE製)。
ホイールは4本スポークそして3ピース構造。
これもやはり「日本っぽい」ところです。
![q8](https://live.staticflickr.com/65535/49227350976_c1110a3233_c.jpg)
リアはノーマルの構造を踏襲するものの、テールランプの配置が微妙に変更済。
フェンダーはやはり叩き出され、前後ともサイドマーカーが取り外されてパネルにはスムージングが施されることに。
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車高はガツンとローダウン。
いたずらに「超扁平」タイヤを装着していないところもセンスの良さが感じられますね。
なお、タイヤは「引っ張り」タイヤ、そして軽く「ハの字」。
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テールランプのベゼルなどメッキパーツは美しく仕上げられていますが、「Fairlady」エンブレムは当時っぽい酸化が残されたまま。
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ダットサン1600”ロードスター”のエンジンはSR20DEにスワップ
そしてエンジンは日産シルビア(S15)などに搭載されていたSR20DE(2リッター直4、135〜165馬力)へとスワップ済み。
ヘッドカバーはボディカラー同色にペイントされ、エキゾーストマニホールドはおそらくカスタム品(美しい)です。
なお、ダットサン1600は現役当時シルビアと車体を共有していたので、SR20DEのスワップは「時代を超えた縁」をつないだものだと言えそう。
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オイルキャップには日本語。
とことん日本リスペクトなカスタムですね。
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ダットサン1600ロードスターは内装もフルカスタム
そしてこの車両はインテリアもフルレストアされていることが特徴。
ヴィンテージ調の風合いをもつワインレッドのレザーにグレーのカーペットが組み合わせられます。
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リアにはトランク装備。
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メーターリング、スイッチ類も美しくレストア。
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ステアリングホイールのウッドは光沢ではなく半光沢という渋い仕上げ。
ホーンボタンにも「NISMO」ロゴが見られ、とことん日産愛が感じられる仕様です。
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