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レクサスが「LS」の仕様を一部変更!さらに快適に、さらに高価になり最上位モデルは17,117,000円に

2019/10/04

| レクサスは毎年たゆまぬ進化を続けている |

レクサスが「LS」に一部変更(マイナーチェンジほどでもない)を実施し、10月3日に発売。
今回の変更内容は大きくはなく、外装やパワートレインはそのままに一部モデルの走行性能をアップデート。
具体的には、FR車のショックアブソーバーをAWD車同様の設定とすることで乗り心地を向上させたほか、ランフラットタイヤの補強構造層変更、AVS、リヤサスペンションマウントのチューニングによってドライビングの「質」を向上させた、としています。

そのほか、ハイブリッドモデルでは加速時のモーターによるアシスト量を増加させ、かつアクセル特性を変更することで加速力を高め、さらに静粛性を高めた、としています。

加えて最上級グレード「EXCLUSIVE(エクスクルーシブ)」では足元空間や前方視界を広げたエンターテイメントモードの採用、リヤマルチオペレーションパネルを採用。

レクサスは事実上の「イヤーモデル制」

現行レクサスLSは「5代目」にあたり、2017年10月17日に登場。
つまり、今回の変更は登場してからちょうど2年が経過しようというところです。

ちなみに欧米では「イヤーモデル制」が一般的で、つまりはその年ごとに改良を加えてゆく、というスタイル。
しかしながら日本だと改良は数年おきという手法が一般的で、しかし最近では多くの国産車が「海外市場と共通」となったため、海外の標準に合わせる形で「イヤーモデル」制を取り入れている形となっています(ただし日本では、国産車においては何年モデル、という表現が一般的ではない)。

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昨年のレクサスLSはこういった変更が行われた

なお、昨年のレクサスLSにおける変更内容だとAWD車のショックアブソーバーに伸圧独立オリフィスが採用されていますが、これは1年遅れで今回の変更において「FR車」に採用。
そのほか走行性能面だとマルチハイブリッドシステムのエンジンサウンド、変速制御の変更、静粛性の向上が図られています。

安全面においては昼間でも自転車運転者の検出、夜間の歩行者の検出が可能となったほか、ロードサインアシスト、先行車発進告知機能も追加に。

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レクサスLSの価格はこうなっている

レクサスLSはもちろんレクサスのフラッグシップモデルであり、「安くはない」価格設定。
もっとも安価なレクサスLS500のベースモデルだと9,996,000円(FR)という価格設定を持ち、これのAWDだと10,404,000円。
その上はL Packageで10,619,000円~、F SPORTでは12,228,000円~、Version Lでは13,450,000円、最上位グレードのエグゼクティブでは15,283,000円~。

そしてハイブリッドモデルのレクサスLS500hではベースは11,422,000円~、L Packageでは12,024,000円~、F SPORTでは13,348,000円~、Version Lでは14,876,000円、エグゼクティブだと16,709,000円(AWDモデルは17,117,000円でもっとも高価)。

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レクサスは基本的に受注生産、納車までは60日

なお、レクサスは今回LSの変更にあわせて、「自らのスタイルを車で表現する楽しみレクサス・パーソナライズプログラムの魅力をファッションディレクター森岡弘氏が語る」なるコンテンツを公開。
文字どおりレクサスLSのパーソナリゼーション(カスタム)について触れていますが、どんな選択肢があり、そもそもレクサスが何を考えてオプションを設定しているのか、ということについても触れています。

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VIA:LEXUS

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