米コンシューマーレポートによる「信頼性の高いクルマ」ランキング。TOP10のうち7台をトヨタが占め、とくにカムリとRAV4は「間違いのない選択」であることが証明される

｜　どうやら現在のトヨタは「あらゆる面で死角なし」のようだ　｜

ここまでトヨタが全方向で強くなるとは多くの人が予想していなかったはずである

さて、米コンシューマーレポートが「信頼性の高いクルマ」のランキングを公開。

同様のランキングはJDパワーほか調査会社からも公表されていますが、いずれも独自の基準を用いて調査しているため、それぞれやや異なる内容となっており、しかし日本車が上位にあるのはどの調査内容でも変わらないもよう。

ただしJDパワーの調査結果ではヒョンデやキアがかなり高い位置にあり、対してコンシューマーレポートではこれらの評価が高くないといった傾向があり、韓国車は「評価が分かれる」クルマということがわかります。

アメリカ市場での「信頼性の高いクルマ」TOP10はこんな顔ぶれ

そこで今回発表された「信頼性の高いクルマ」のランキングは以下のとおりで、なんとトップ10のうち1～4位までがトヨタ、そしてランキングのうち7台がなんとトヨタ（数字は100点満点中の獲得スコア）。

さらに残る3台のうち2台が日本車にて占められており、信頼性に関しては日本車の独壇場と言っていいかもしれません。

コンシューマー・レポートは2000年～2003年に販売された33万台以上のクルマを対象として調査を行っていますが、調査項目は20以上あるといい、それらの項目それぞれにおいて実際に発生した不具合を集計したのが上の数字。

コンシューマー・レポート社の自動車テスト担当シニア・ディレクターのジェイク・フィッシャー氏は「信頼性の高いクルマを購入することは、保証期間中の修理の不便を回避する良い方法であり、長期にわたって車両の所有コストを節約する賢い方法です。だからこそ、消費者にとって、クルマを購入する際に信頼性が最も重要な要素の一つだと私たちは言い続けてきたのです」とコメントしていますが、これを見るともう「トヨタ以外の選択肢はない」という感じです。

参考までに、2022年だとトヨタRAV4は全米で4番目に多く売れたクルマでありカムリは5番目。

よって相当な台数が出ているにもかかわらず高得点を獲得したということは「現実的な信頼性がかなり高い」のだと考えてよく、これらは間違いのない選択ということになりそうですね。

コンシューマーレポートが信頼性についての見解を述べる動画はこちら

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参照：Consumer Reports