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愛知のロッキーオートがオートサロンにて「トヨタ2000GTのスーパーレプリカ」、さらにはオープン仕様の「ボンドカー」を発表予定。再現性を追求しフレームからの専用設計

愛知のロッキーオートがオートサロンにて「トヨタ2000GTのスーパーレプリカ」、さらにはオープン仕様の「ボンドカー」を発表予定。再現性を追求しフレームからの専用設計

Image:Rocky Auto

| 価格は「相当に」高価だと伝えられるが、ここまで完成度の高い2000GTであれば十分に見合う額だろう |

ロッキーオートはすでに3リッターエンジン搭載の「R3000GT」を販売中

さて、トヨタ2000GTの「スーパーレプリカ」、R3000GTを製造販売するロッキーオートが「東京オートサロン2024にて、ニューバージョンであるROCKY 2000GTの展示・受注受け付を行う」と発表。

このR3000GTはトヨタの3リッター直6エンジン(2JZ)を搭載し2380万円という価格にて販売されていますが、ROCKY 2000GTはこの直6エンジンを(よりオリジナルの2000GTに近い)2000ccへとダウンサイジングすることで5ナンバー登録を可能とするもの。

なお、現時点ではどのエンジンを使用するのかはわからないものの、アルテッツァなどに積まれていた1G-FEを使用するのかもしれません。

ロッキーオート製のトヨタ2000GT「スーパーレプリカ」はこんなクルマ

東京オートサロンにてローッキーオートが発表するROCKY 2000GTには2タイプあり、ひとつはクーペ、そしてもうひとつはオープン仕様の「ボンドカー」。

なお、市販されたトヨタ2000GTにはオープンモデルが存在しないのですが、1967年の映画「007は二度死ぬ」のために1台だけ製造された”ボンドカー”が存在しており、ロッキーオートはこれを再現したということになりそうです。

Rocky-Auto (3)

車体構造(フレーム)については先行して販売されているR3000GTと同じだと考えられ、これはS2000GTのプロポーションを完全に再現するために専用に設計されたもの。

つまりこのR3000GTはなんらかのクルマをベースにしたレプリカではなく、新規に開発・製造されたクルマということになりますが(公道走行のための登録が可能)、これによって本物の2000GTと違わぬ寸法を実現することが可能となっています(サイドシルがやや下方向に伸びているように見えるなど、一部相違はあるようだ)。※トヨタ2000GTの開発ドライバー、デザインアシスタントを務めた細谷四方洋氏の監修を受けている

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もちろんインテリアについてはトヨタ2000GTの再来ともいえるデザインを持ち、しかしオートエアコンやチルト式ステアリングコラムが与えられるなど現代的な装備も見られ、そのほか油圧式パワーステアリング、パワーウインドウ、ABSといった装備がも付与されるといい、文字通り日常の足としても耐えうるだけの快適性と実用性を誇るようですね。

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なお、R3000GTに搭載されるエンジン含むパワートレーンはトヨタの中古車から取り外したもので、トランスミッションは「AT」となるようですが、ROCKY 2000GTのトランスミッションがATのみなのか、それともMTも用意されるのかはちょっと気になるところです。

Rocky-Auto (2)

ロッキーオート「ROCKY 2000GT」を紹介する動画はこちら

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参照 / Photo:ROCKEY AUTO

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