ポルシェはどんなボディ形状、パワートレーンでも「最強」でなくてはならぬ。ガソリン、ハイブリッド、EVにてそれぞれ市販車最速ラップを記録【動画】

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｜　ハイブリッドとSUVで圧巻の速さ。米名門ロードコースにもポルシェ旋風　｜

米ジョージア州にある伝説的サーキット、ロード・アトランタ（Road Atlanta）にてポルシェが再び記録を塗り替えたと発表。

先月、EV最速を達成した「タイカン・ターボ GT」に続き、今度はハイブリッドパワートレーンを搭載するパナメーラ・ターボ S E‑Hybrid、そしてガソリンエンジンを積むカイエン・ターボ GTが市販車としてそれぞれのセグメントにおいて最速ラップをマークすることとなり、これで「ガソリン、ハイブリッド、EV」という3つのパワートレーンをもってそれぞれのボディタイプ別カテゴリにおいてポルシェが同サーキットを”制覇”することに。

パナメーラ・ターボS E‑Hybrid：セダン最速記録を更新（1分30秒98）

• 旧モデル（パナメーラ・ターボ S）が保持していた1分31秒51を0.5秒更新
• 出力：771馬力（V8ガソリンエンジン＋電動モーター）
• ミシュラン・パイロットスポーツ カップ 2タイヤ＋アクティブライドによる圧倒的グリップが記録更新に貢献
• ドライバーのパトリック・ロン氏は「回生と加速の切り替えが滑らかで、限界域の走りが簡単にできる」とコメント

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カイエン・ターボ GT：SUV最速タイムを打ち立てる（1分34秒38）

• パワー：650馬力 V8＋パフォーマンス強化型サスペンション
• タイヤ：ピレリ Pゼロ コルサ
• アクティブライド非搭載ながら、SUVとして異例の俊敏性と加速力を発揮
• パトリック・ロン氏は「SUVのスポーツカーとしての可能性を感じさせる走り」と述べる

EV、ハイブリッド、ガソリン…３本柱でトップタイムを制覇

現時点でのロード・アトランタでのラップ最速モデルとタイムは以下の通りで、まさに「ポルシェの天下」とも言える状況となっていますが、これによりポルシェはEV・ハイブリッド・ガソリン車の3カテゴリで最速記録を保持することとなり、まさに多様なパワートレイン技術で多面展開するブランド力を証明したということになりそうですね。

なぜこの記録が意味を持つのか？

• 技術の均質性：EVだけでなく、異なる構成の車種すべてにおいてスポーツ性能の頂点に立つことは、ポルシェのエンジニアリング力を示すことに他ならない
• アクティブライドなど最新機構の効果：特にハイブリッドでの性能向上は、回生ブレーキと加速の融合による恩恵が明確に現れる
• SUVでもスポーツ性能を追求：「スポーツカーではない」とされてきたSUVが「スポーツカーにも劣らない」という事実を物理的に裏付ける今回のタイム達成は今後の商品戦略に革新をもたらす

「EV」「ハイブリッド」「ガソリン」パワートレーンにおける最速記録達成時の様子を収めた動画はこちら

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