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レッドブルのハイパーカー、RB17に追加情報。V8ツインターボ+ハイブリッドにて1,250馬力を発生、発表は2024年、生産は2025年から

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| おそらくはレッドブルのF1マシン同様、RB17はその「無双」ぶりを発揮するに違いない |

ニュルブルクリンクでどれくらいのタイムを記録できるのかに期待がかかる

さて、レッドブルはサーキット走行専用ハイパーカー、「レッドブルRB17」の開発開始をおよそ1年前に発表していますが、今回はその続報として「今年にはその概要が明かされる」こと、「搭載されるエンジンはレッドブル自前ではなくサードパーティによって製造されるV8」となることが(レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏のコメントとして)報じられています。

なお、この「サードパーティー」についてはちょっと気になるところで、しかし他のハイパーカー同様に「コスワース製」が濃厚なのかもしれません(ホンダが専用にエンジンを作るとは思えず、提携したフォードも現段階ではその準備ができていないものと思われる)。

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レッドブルRB17はどんなハイパーカーに?

現時点でこのレッドブルRB17についてわかっていることは多くはなく、判明しているのは「公道走行ができない」「ハイブリッドパワートレーン(V8ツインターボ+F1スタイルの回生システム)を搭載し、システム合計出力は1,250馬力」「価格は500万ユーロ(現在の為替レートにて約7億9000万円)」「製造開始は2025年」「年間15台のペースで合計50台の限定生産」「車体重量は目標900kg」ということくらい。

おまけにレッドブルがF1で培ったエアロダイナミクスを存分に反映させることになるものと思われ、エイドリアン・ニューウェイがアストンマーティン・ヴァルキリーで「やりきれなかったこと」も制限なく盛り込まれると考えてよく、レッドブルのF1マシン同様に圧倒的な戦闘力を誇ることになりそうです。

なお、この「1,250馬力」という出力は(やはりレッドブルが設計と開発に関与した)アストンマーティン・ヴァルキリーとほぼ同じであり、F1由来のハイブリッドシステムを搭載するところもよく似ていますが、ヴァルキリーでは「自然吸気V12エンジン」を採用するのに対し、RB17では「V8ツインターボ」を採用するのはちょっと興味深いところでもありますね。

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レッドブルRB17はおそらく「向かうところ敵なし」のハイパーカー

そして「900kg」という重量についても驚きのレベルであり、同じくサーキット走行専用のハイパーカー、GMA(ゴードン・マレー・オートモーティブ)T.50s ニキ・ラウダと比較して48kg重いのみであり、アストンマーティン・ヴァルキリーAMR Proよりは軽量な数字。

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しかしながらGMA T.50sの出力は761馬力なので、パワーウエイトレシオではレッドブルRB17が「現時点ではもっともパワーウエイトレシオに優れるハイパーカー」ということになりそうです(ブガッティ・ボリードは1,600馬力/1,450kgである)。

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参照:Sky Sports, Oracle Red Bull Racing

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