2016年はフェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年のほか、ランボルギーニ・ミウラ発売から50周年を数える節目の年でもある、とのこと。
ランボルギーニ・ミウラは1969年の映画「イタリアン・ジョブ(邦題:ミニミニ大作戦)」の冒頭でトラクターによって崖から落とされる衝撃的なシーンが印象に残りますが、今回はミウラ50周年を記念し映画にてミウラが破壊された地を実際に二台のミウラで走る(リベンジ?)、という企画が実行された模様。
事実としては映画の撮影に当たって実車のミウラは壊されておらず、「撮影に実際に使用した」ミウラがレストアを受けて2015年にはオークションに登場していますね。
今回走るのはオレンジのミウラではなくゴールド、そしてブラックの個体ですが、これらランボルギーニ博物館に収蔵されている貴重な二台とのことで、まさに芸術品のような美しさを持っています。
この企画ではグラン・サン・ベルナール山岳路を経由し、映画と同じコースをたどっていますが、このルートは通常6-8月しか解放されていないにもかかわらず、今回はイタリア警察の協力によって特別に走行の許可が下りた、とのこと(イタリアの公的機関はフェラーリやランボルギーニに対しては好意的というか積極的に協力している模様)。
画像を見ると牧歌的で非常に美しい景色となっていますね。
ミウラは今年で50周年を迎え、様々なイベントが開催中。
映画「ミニミニ大作戦」の冒頭のシーンと同じ道路をミウラが走ったというニュースをお伝えしましたが、今回はその様子を動画と画像でお届け。
映画ではオレンジのミウラが今回では「イエロー」になっていますが、その他の景色などは50年前と大きく変わらないのは驚きです。
それにしてもミウラは美しい車ですね。