![](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2019/09/koenigsegg-jesko.jpg)
| ケーニグセグは「速いだけ」のクルマではなかった |
ニューヨークのハイエンドカーディティーラー、AMMO NYC。
これまでにも様々なクルマをきれいにしてゆく動画を公開していますが、今回の対象はケーニグセグの最新モデル、ジェスコ。
今回はそのジェスコを磨き上げる様子に加え、その内外装やメカニズムについて紹介しています。
ケーニグセグ・ジェスコの塗装は「最上級」
まず、AMMO NYCでは車両をその店内に搬入。
「此処から先は関係者以外立入禁止」と書かれたスペースにジェスコを運び込みます。
![a9](https://live.staticflickr.com/65535/48792493481_f9077d5a7e_b.jpg)
その後はエレベーターで地下深くへ。
![a8](https://live.staticflickr.com/65535/48792636862_f5a4924464_b.jpg)
そこでまずは洗車開始。
たっぷりの泡を使用し、隅々まで丁寧に洗います。
細かい部分は筆を使用していますが、ディティーリング業界ではホイールやボディパネルの隙間、エンブレムの段差などを洗うのに「筆」を使用する事が多いようですね。
![a2](https://live.staticflickr.com/65535/48792493366_5085aae495_b.jpg)
そして洗車後は「磨き」開始。
AMMO NYC曰く、ジェスコの塗装は「これまでに見た市販車の中ではもっとも手が込んでいる」。
その塗装はなんと34層(つまり34回重ね塗りされている)にも及び、ベースコート20層、パール1層、シャンパーニュ1層、グレー1層、ブルー1層、グリーン1層、そしてなんとクリヤーが9層。
![a7](https://live.staticflickr.com/65535/48792128578_5d1738cd1f_b.jpg)
なお、ロールスロイスの塗装はベース5層、クリヤー2層だとされ(ロールスロイスが公式に解説を行っている)、トヨタが匠の技を駆使して仕上げるセンチュリーもペイントは7層。
そう考えるとジェスコの34層というのはいかに常軌を逸しているかがわかります。
ケーニグセグのクルマは、いずれもその価格3億円以上となりますが、その理由はエンジニアリング面以外にもあることがわかります。
![a1](https://live.staticflickr.com/65535/48792493381_583545d2c9_b.jpg)
その後は内装もしっかりケア。
ちなみにこのジェスコは世界中のフェアにて使用された個体のようで、内外装とも比較的傷や汚れがあり、しかしAMMO NYCではそれらを完璧に落としているようですね。
ケーニグセグ・ジェスコの細部はこうなっている
そしてAMMO NYCではケーニグセグ・ジェスコの細部を紹介。
まずはリモコンキーを使用し、すべてのカウルが自動にて開く様子を披露。
![a10](https://live.staticflickr.com/65535/48792493466_472d80acb6_b.jpg)
そしてエンジンルームの細部も見せてくれます。
![a5](https://live.staticflickr.com/65535/48792636537_73f9893d38_b.jpg)
インテリアだと、ジャイロ付きのステアリングホイールの動作も。
![a6](https://live.staticflickr.com/65535/48792128643_fcfdf9b69b_b.jpg)
センターコンソールに内蔵されたディスプレイでは車両のセッティングが可能。
![a4](https://live.staticflickr.com/65535/48792128723_8330284a87_b.jpg)
ステアリングホイールのスポーク部にも様々な操作系を内蔵。
![a3](https://live.staticflickr.com/65535/48792636637_090e1fd451_b.jpg)
それでは動画を見てみよう
こちらがケーニグセグ・ジェスコを秘密のガレージにて洗車し、細部まで仕上げ、そして詳細を紹介する動画です。
VIA:AMMO NYC