【世界最速の頂点へ】ケーニグセグ・ジェスコ、0-1/2マイル（800m）にて世界最高速度記録を更新

Image：Koenigsegg（Instargam）

｜　スウェーデン発のハイパーカーが再び世界記録を樹立　｜

こうなるとケーニグセグ・ジェスコの「最高速記録」のチャレンジにも期待がかかる

スウェーデンのハイパーカーブランド、 Koenigsegg（ケーニグセグ） が、再び驚異的な記録を樹立したと発表。

今回は、最新モデル Jesko Absolut（ジェスコ・アブソリュート） が、スタンディング（停止状態から）1/2マイル（約800m）までの最高速度記録 を更新し、そのパフォーマンスがまさに「地上最速」と呼ぶにふさわしいものであることを立証しています。

ジェスコ・アブソリュート、1/2マイルで360km/hを達成

この記録はプライベート・テストトラックで計測されたもので、ドライバーはケーニグセグの公式テストドライバー、マーカス・ルンド氏。

今回は「0-800m」における速度記録のほか、以下の数値が発表されており、これらの驚異的な加速性能がジェスコ・アブソリュートの圧倒的な実力を物語っているかのようですね。

• 0-100km/h（0-62mph）加速：2.79秒
• 100-200km/h：2.74秒
• 200-300km/h：3.96秒
• 1/4マイル通過タイム：8.88秒
  

0-400-0km/hでも最速。レゲーラの記録を塗り替え

さらにジェスコ・アブソリュートは「0-400-0km/hチャレンジ」においても快挙を達成し、これはスタートから時速400km/hまで加速し、そこから完全停止するまでのタイムを測るテストです（ブガッティが最初にはじめたもので、そもそも時速400キロに到達できるクルマでないとこの記録に挑戦できない）。

• 記録タイム：27.83秒
• 最高速度：412.72km/h（約256.45mph）

この記録は、これまでケーニグセグの別モデル「レゲーラ」が持っていたものを上回る結果であり、やはりジェスコの戦闘力の高さを示すこととなっています。

ジェスコ・アブソリュートのスペック：300mph（482km/h）超えを狙う最速仕様

ジェスコ・アブソリュートは、「究極のトップスピード」を追求した 低ドラッグ（空気抵抗抑制）仕様で、その心臓部には、以下のような驚異のエンジンが搭載されています（これとは別に、サーキットでのラップタイムを追求したハイダウンフォース版の”ジェスコ・アタック”も存在する）。

• エンジン形式：5.0リッターV8ツインターボ
• 最高出力：1,600馬力
• 最大トルク：1,500Nm
• トランスミッション：9速マルチクラッチ式
• 駆動方式：後輪駆動（RWD）

このジェスコ・アブソリュートの”理論上の”最高速度は300mph（約482km/h）超とも言われており、今後のさらなる記録更新、そして「世界最高速」への挑戦が期待されています。

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まとめ：ケーニグセグが示す「速度の未来」

ケーニグセグ・ジェスコ・アブソリュートは「単なる速いクルマ」ではなく、科学と工学の粋を集めた究極のスピードマシンであり、「世界最速」という称号を着実に自分のものにするためのハイパーカー。

実際のところケーニグセグはこれまでにも幾度か「世界最高速」を更新したことがあり、このジェスコ・アブソリュートにおいても世界最速を目指すものと思われますが、同様に記録更新を狙うヘネシー・ヴェノムF5とともに300mph（約482km/h）の突破、そして500km/hの壁を破ることも期待されており、今後の動向を見守りたいところでもありますね。

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参照：Koenigsegg