![ロレックス・デイトナ(116520)のレトロカスタム](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/06/Rolex-Daytona.png)
| このロレックス・デイトナ・カスタムにおいて手が入っていないパーツはひとつもない |
文字盤のブルーは「あらゆる組み合わせ」を試した中から誕生
顧客からの注文を受け、ロレックスやパテックフィリップ等腕時計をカスタムするスイスの腕時計工房、「Artisans de Geneve=アルティザン・ドゥ・ジュネーブ/アルチザン・ドゥ・ジュネーブ」。
これまでにもジョン・マッケンロー、スパイク・リー、レニー・クラヴィッツ、ファン・パブロ・モントーヤ、ミカ・ハッキネンの依頼によるカスタムモデルを公開しています。
今回のカスタムロレックスのテーマは「ブルー」
今回アルティザン・ドゥ・ジュネーブにデイトナのカスタムを依頼したのは匿名希望のオーナー氏。
そして同氏は自身が「洗練されていて卓越している」と考えるカラー、”ブルー”をテーマとし、このコスモグラフデイトナ(Ref.116520)のカスタムを依頼することに。
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このカスタムを引き受けたアルティザン・ドゥ・ジュネーブは「色は複雑な芸術であり、情熱と繊細さを兼ね備えたこの完璧な探求は、私たちの職人のDNAに深く刻み込まれたノウハウに基づいている。何百時間もかけてテストを行ない、顔料を混ぜ合わせ、異なる素材とを組み合わせ、異なる色を混ぜ合わせる。すべては、完全にユニークなパーソナライゼーションを実現するためだ」とコメント。
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実際のところ、今回製作されたデイトナは「ブルーのレンズを通して見ているかのような」錯覚を覚えるほどの仕上がりを持っており、文字盤はミッドナイトブルー/バハマブルー/ソフトブルー。
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ベゼルはセラミックからレトロなベークライト製へ。
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なお、このクライアントは「濃く、深いブルー」を求めており、まずは色を調合するところからスタート。
シルクや陶器においてブルーを使用する職人を訪ね、そこからブルーの調合にかかったようですね。
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ケースのトップはブラシ仕上げ、側面はポリッシュ仕上げ。
クラシカルさを目指したというだけあってリューズガードは削り取られています。
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ムーブメントの内部まで「ブルー」
ローターは21金を「ブルー加工」。
ゴールドをブルーにしてしまうという思い切りが”ブルーへのこだわり”をよく表しているようですね。
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ロレックス・デイトナにシースルケースバック仕様はなく、よってスケルトン加工がなされることになりますが、ムーブメントは「視覚的な美しさを演出できるよう」加工が施されています。
ケースバックはサンドブラスト加工、裏蓋の外周には「Artisans de Geneve」「SHADES OF BLUE」のロゴ入り。
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バックルはアルティザン・ドゥ・ジュネーブオリジナル、そしてストラップはクロコダイル。
ステンレススティールブレスも付属しています。
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ロレックス・デイトナのカスタム「シェイズ・オブ・ブルー」を紹介する動画はこちら
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