
| 金属パーツには「ミラー、ヘアライン、ホーニング仕上げ」を導入、樹脂では到達できない質感を表現 |
「モバイルリンク機能、マルチバンド6電波受信、タフソーラー」といった”実用機能全部入り”
タフネスウォッチの代名詞として世界中で愛され続けるG-SHOCK。
その中でも、金属素材の質感を押し出し「メタルと樹脂の融合」を果たしてきた「G-STEEL(ジースティール)」シリーズから、さらなる高みを目指した注目の新作「GST-W1000AD-2AJF」が登場することに。
G-SHOCKの原点である初号機「DW-5000C」の無駄を削ぎ落とした美学を受け継ぎつつ、現代の感性に合わせたミニマルで洗練されたフォルムへ再構築したことで「ビジネスからプライベートまで」スタイルを格上げしてくれそうな本モデルの魅力やスペック、市場での位置付けまでを見てみましょう。

この記事の要約
- G-SHOCK初号機のスピリットを継承し、八角形ベゼルと精緻なメタル仕上げでミニマルかつ重厚に再構築された次世代「G-STEEL」
- 多パーツ構成による複雑な仕上げ(ミラー、ヘアライン、ホーニング)とナノ加工文字板により、角度によって異なる輝きと上質感を放つ
- Bluetooth®モバイルリンク機能、マルチバンド6電波受信、タフソーラー、カーボンコアガード構造など実用的な高機能を凝縮
G-SHOCK G-STEEL「GST-W1000AD-2AJF」の概要
「GST-W1000AD」シリーズは、G-STEELの新たなフラッグシップとしてデザインされたフルメタルバンドのハイブリッドモデルです。
無骨さを引き締める八角形(オクタゴン)フォルムの外装デザインと美しく研ぎ澄まされた多パーツ構造のステンレススチールベゼルを採用しており、ブルー / ブラック / グリーン文字盤にて展開されます(価格は110,000円〜)。

なお、ブルー文字盤のみベゼル部にはブラックIP(イオンプレーティング)処理が施され、濃密なブルー系の文字板との対比が静かな品格を演出することに(よってこのモデルだけ高価である)。
そのほか、全モデル共通にて側面のビスが見えないよう構造を工夫することによって”流れるような”メタルの連続美を実現しており、「G-SHOCKなのにゴツすぎない」ミニマルな仕上がりとなっていて、さらには堅牢な耐衝撃性能を維持しながらもスリムで腕馴染みの良い装着感を実現するなど、G-SHOCKとしてのDNAがしっかりと貫かれています。
そしてこの構造図を見ると、ラグ部が特殊な形状を持っていることが分りますが、ラグ部の斜めにカットした部分にポリッシュを施しているところが「ポイント高し」。

デザイン・仕上げ・スペックの特徴
実際のところ、このモデル最大の特徴は精緻さを感じさる外装の仕上げ、そして最新のムーブメント構造にあり・・・。
- 多パーツ構成による緻密なメタル仕上げ :ベゼル天面にはミラーとサーキュラーヘアライン加工、傾斜面には方向に応じた縦横のヘアライン加工、さらにラグの隙間にはホーニング加工と、部位に合わせて最適な磨き分けが施される
- 立体感と視認性を極めたダイアル: 山形カシオの精密なナノ加工技術を投入し、繊細な多角テクスチャを施したインダイアルとシャープな時分針を採用。暗所での視認性を高めるネオブライトやLEDライトも備える
- 進化を果たした構造と信頼の機能 「TOUGH MVT.2」を搭載し、強い衝撃や磁界による針ズレを自動補正。外装にはカーボンコアガード構造とバイオマスプラスチックを採用し、環境配慮と耐衝撃性を高次元で両立することに

面によって仕上げを変えてあるため、どの角度からどう見ても異なる表情を見せてくれ、とくに腕を動かしたときには印象的なきらめきを見せてくれるように思います。
なお、プッシュボタンそしてリュウズの仕上げも「なかなか」ですね。
基本スペック一覧
スペックとしては「マルチバンド6」「タフソーラー」「モバイルリンク」という、ぼくが求める要件「全部入り」。
| 項目 | スペック詳細 |
| 型番 | GST-W1000AD |
| メーカー希望小売価格 | 110,000円〜115,500円(税込) |
| ケースサイズ(縦×横×厚さ) | 50 × 45.5 × 13.2 mm |
| 質量 | 138 g |
| ケース・ベゼル材質 | カーボンファイバー強化樹脂(バイオマス)/ステンレススチール(ブラックIPベゼル) |
| バンド | ステンレスムクバンド(ワンプッシュ三つ折れ式中留) |
| 風防 | 内面反射防止コーティングサファイアガラス |
| 防水性 | 20気圧防水 |
| 時刻修正 | MULTIBAND6(世界6局対応標準電波)/ Bluetoothモバイルリンク |
| 電源 | タフソーラー(ソーラー充電システム) |

競合比較・市場での位置付け
「GST-W1000AD-2AJF」は、ラグジュアリースポーツ(ラグスポ)ウォッチのトレンドを捉えつつ、G-SHOCKならではの絶対的タフネスを融合させた存在です。
標準的な樹脂バンドのG-SHOCK(1万円〜3万円台)やエントリークラスのG-STEEL(4万〜5万円台)に対し、本機は10万円台前半というハイグレードな価格帯に位置するものの、フルメタルの最高峰「フルメタル5000」シリーズやプレミアムラインの「MT-G」に迫る多面研磨の質感とサファイアガラス風防を備えます。
さらには同価格帯の他社製カジュアルスポーツウォッチと比較しても「電波ソーラー+Bluetoothによる手間のいらない圧倒的な正確さ」と「タフネス性能」において大きな優位性を発揮する一本でもあり、オン・オフを問わない汎用性の高い高級時計として非常に高い完成度を誇るという印象(G-STEELやMT-G、MR-Gを身に着けているビジネスマンは時間にキッチリしていそうで好感が持てる)。
補足情報
知っておくとさらに愛着が湧く「GST-W1000AD-2AJF」の隠れた注目ポイントを述べておくと・・・。
- 側面ビスの排除が生む、ミニマルな高級感 :従来のG-STEELシリーズではタフネスの象徴として側面にビスを露出させることが主流であり、しかし本モデルでは構造に工夫を凝らしビスを外観から隠すことで”高級ドレスウォッチのような”連続するシームレスな表面を生み出している
- 専用アプリ「CASIO WATCHES」との連携が生む利便性 :スマートフォンと連携することで、世界約300都市のワールドタイム設定やタイム&プレイス(現在地の記録)、携帯電話探索などがワンタッチで行うことが可能。電波が届きにくい室内や海外渡航時でも自動で正確な時刻に修正されるため、アクティブなビジネスパーソンに最適である

結論
G-SHOCK G-STEEL「GST-W1000AD-2AJF」は、長年培われたタフネス思想と削ぎ落とされたミニマルなメタル美学が見事に調和した大人にふさわしい1本。
八角形の美しい造形、サファイアガラスや多面磨き分けといった高級時計同等の外装クオリティを備えつつ、電波ソーラーやBluetooth連携による圧倒的な実用性を誇っており、「タフで壊れない時計がほしいけれど、ビジネスシーンでも映える上質さがほしい」という人には自信を持っておすすめできる至高のタイムピースです。
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参照:G-SHOCK











