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チューダーがビザ・キャッシュアップRBとの提携を発表。「我々のやり方は他と異なる。後方から先頭を狙うチームを選んだのはそのためだ」

チューダーがビザ・キャッシュアップRBとの提携を発表。「我々のやり方は他と異なる。後方から先頭を狙うチームを選んだのはそのためだ」
Tudor

| トップチームではなく下位チームをパートナーに選ぶあたり、さすがは「Born to Dare」である |

チューダー、そしてビザ・キャッシュアップRBの活躍に期待したい

さて、チューダー(TUDOR)がビザ・キャッシュアップRB(Visa Cash App RB)とのパートナーシップを締結した、と発表。

このビザ・キャッシュアップRBはスクーデリア・アルファタウリの新チーム名(いまだにこの名称が認可されたことには驚きである)で、「VISA」「Cash Up」という金融系サービスをスポンサーに迎えて装い新たに2024年シーズンを迎えています。

チューダーはこれまでにもモータースポーツとの関わりを積極的に持ってきた

なお、チューダーはもともとロレックスのディフュージョンブランドとしてスタートしており、一時はデザインやネーミングを共有したことがあったものの、現在では素材やフィニッシュなど独自のものを採用することで完全に独自の道を歩んでいます(チタン素材のように、ロレックスに先駆けチューダーが使用した例も出てきている)。

そしてチューダーは1960年代後半の「チューダー ウォッチ レーシング チーム」、さらに2015年のIMSAチューダー・ユナイテッドスポーツカー・チャンピオンシップへのスポンサーなど、モータースポーツとの密接な関わりを保っていますが、今回の契約によってダニエル・リカルド、そして角田裕毅の着用するレーシングスーツにもそのロゴが表示されることとなるわけですね(右胸の下の方にTUDORの文字が見える)。

参考までに、ロレックスもモータースポーツと強い関連性を持つブランドであり、「デイトナ」もやはり同名のレースの冠スポンサーを務めたことに(その名称が)由来しており、改めて「自動車と腕時計との関連性(ユーザー層が重複している)の強さ」についても理解できますが、チューダーからはビザ・キャッシュアップRBとのダブルネームモデルが登場するのかどうかなど「今後の展開」については不明です。

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チューダー、ビザ・キャッシュアップRBはこう語る

そして今回のビザ・キャッシュアップRBとの提携に際し、9年ぶりにモータースポーツへと復帰するチューダーCEO、エリック・ピルソン氏は以下のようにコメント。

チューダーは常に、大胆な精神、違うやり方をしようという一貫した意志によって支えられてきました。そしてこの精神、私たちはそれをBorn to Dareと呼んでいますが、まさにビザ・キャッシュアップRBが2024年のF1シーズンに向けて実証しているものに他なりません。 私たちは、この挑戦に取り組む準備ができているパートナーとともにモータースポーツに戻ることができてとても興奮しています。

さらにチューダーとしての公式ではこういったコメントも出ており、とくに「後方から先頭を目指すために参加した」というくだりはなかなかに刺激的だと思います。

チューダーは独自の方法で物事を進めます。 結局のところ、それが「Born to Dare」であるということなのです。 新しいビザ・キャッシュアップRBとのパートナーシップはそれを物語っています。 優勝車にチューダーの名前を付けるのは簡単です。 ただし、サポートする適切なチームを選択するのは別の話です。 それは、将来性を示し、大胆な精神と闘争心を共有するチームをサポートすることを意味します。 後方から集団の先頭を走るという挑戦に挑む準備ができている1台。 それが、チューダーがビザ・キャッシュアップRBに参加した理由です。チューダーの流儀は、全力を尽くし、挑戦に立ち向かい、あえて新しいことに挑戦することです。

そして一方のビザ・キャッシュアップRBのCEO、ピーター・バイエルのコメントは以下の通り。

チューダーをチームに迎えられることを嬉しく思います。 彼らはモータースポーツに長い歴史を持っており、歴史的なレースやラリーだけでなく、そのルーツは初めてスポーツカーレースに参加した60年代にまで遡ります。この度、チューダーがモータースポーツの頂点に上がるチャンスを掴み、当社の新しいビザ・キャッシュアップRBアイデンティティとともに2024年のF1世界選手権に挑む準備が整いました。 私たちのチームは、まさにチューダーの腕時計のように、強いアイデンティティ、ユニークなスタイル、そして妥協のない品質うぃもってF1の現状に挑戦してゆきます。

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参照:TUDOR

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