オメガが1962年、はじめて宇宙に旅立ったスピードマスター「CK2998」の復刻版、「スピードマスター 記念モデル ファースト オメガ イン スペース」を発売

Image：OMEGA

｜　さすがオメガは「スピードマスター」に関してはそのネタが尽きることがない　｜

ボク的にこのスピードマスターは「かなり価値が高いのでは」と考えている

さて、オメガが新作「スピードマスター 記念モデル ファースト オメガ イン スペース（310.30.40.50.06.001）」を発表。

素材はステンレススティール、ケース径は39.7ミリ、そして価格は1,210,000円に設定されていますが、ここ数年「どんどん値上げを行っていた」オメガにしては比較的良心的な価格設定を持っており、けっこうお買い得なんじゃないかと考えています。

「スピードマスター 記念モデル ファースト オメガ イン スペース」はこんな仕様を持っている

オメガ スピードマスターはもともと宇宙開発のために設計された腕時計ですが（ブローバやロレックスとのコンペに勝ち残って）はじめて宇宙に飛んだのは1962年10月3日。

このときスピードマスター（CK 2998）を身につけていたのは宇宙飛行士のウォルター・シラーだったそうですが、このミッションでは9時間かけて地球を6周するという人類初の偉業をなしとげています。

そして今回発売された「スピードマスター 記念モデル ファースト オメガ イン スペース」は見てのとおり当時のモデル「そのまんま」といってもいい仕様を持っていて、（セラミックではなく）アルミ製のタキメーターベゼル、ドットオーバー90、クラシカルなオメガロゴといった特徴も。

風防には（現代の腕時計なので）サファイアクリスタルを採用するものの、こちらは当時の「ヘサライト風」。

ケースにはポリッシュとブラシ仕上げが組み合わせられ、ステンレススティール製のブレスレットは「（かまぼこ型ではない平坦なコマが並ぶ）フラットリンク」。

なお、ダイヤルは当時のCK 2998を意識した「グレーブルー（CVDコーティング）」、そして時針と分針は「アルファ型」、クロノグラフ針は「バトン型」。

ちなみにスーパールミノヴァは日焼け風の「ヴィンテージ仕様」、そして発光するとこんな感じ。

ポリッシュ仕上げのケースバックには「シーホース」、そして「THE FORST OMEGA IN SPACE」、さらにはミッションの日付である「OCTOBER 3, 1962」という文字がレトロっぽい書体にて彫られます。

ムーブメントはマスタークロノメーター認定を受けた「オメガキャリバー3861」が搭載され、もちろん15,000ガウスという非常に高いレベルの耐磁性能を誇ります。

なお、この腕時計が収められるボックスは特別仕様（スピードマスターの特別版用ボックスはだいたいとんでもなく大きい）、そして専用のリーフレットも付属する、とのこと。

「スピードマスター 記念モデル ファースト オメガ イン スペース」公式プロモーション動画はこちら

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