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6つのうち5つもやってた!「クルマ好きがやりがちだが街中ではまったく無意味なドラテク6選」ほか、間違ったクルマの常識を考える

2018/11/09

| 素朴な疑問をWEBカートップが解決 |

lamborghini huracan

さて、何かとためになる記事の多いWEBカートップ。
なんとなくわかっているようで分かっていないことや、今さら人に聞けないこと、誰に聞いても答えが明確ではないことなどをズバッと記載していることがあり、「なるほどな」と思うことも。

今回、いくつか面白い記事があったので、ここで紹介してみようと思います。

ATはあまりシフトチェンジしないほうがいい

まずはオートマ車は「D」レンジのまま信号待ちをしてもクルマの負担にならないのか。

信号待ちなどで停車のたびに「N」もしくは「P」に入れる人も多く、たとえば前の車のバックランプが信号待ちで一瞬ピカっと光るようなケースは「シフトレバーを操作している」わけですね。

記事では、「Dレンジのままだと負担にはなるものの、それは設計時に想定済みのもので、むしろこまめにPやNレンジに入れるほうが機械的には負担がかかる」とのこと。
これについてはトルコン式AT、DCT(デュアルクラッチ)、AMT(ロボタイズドMT)CVTでも同じだとしており、DCTやAMTであってもシフト回数が増えれば増えるほどクラッチの摩耗が進む、としています。

さらに記事中では技術的な解説もあって、まずこれは間違いなさそう。
ぼくはAMTとDCTについては「停車中はNに入れておいたほうが良い」と考えていたものの、認識を改める必要がありそうです。

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エンジンを切る前に空ぶかしをするのは無意味

そして【今さら聞けない】エンジンを止める寸前にアクセルを空ぶかしする人がいるけどなぜ?。

停車直前に「ブォン!」とアクセルを吹かしてからエンジンを切るアレですね。
これについては「キャブ時代の名残りで、カブらないようにする習慣」が残っているためだとし、燃調がインジェクターとECUでコントロールされる現代のクルマにおいては完全に意味ナシと述べていて、たしかにぼくもそう思います。
ただし低速走行ばかりが続いたとき、エンジン内にカーボンが溜まったのを「飛ばす」意味で一発「ブォン!」とやるのはアリかもしれません(騒音注意)。

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ターボタイマーは今や不要に

【意外と知らない】今のターボ車はなぜ走った後すぐにエンジン止めていいのか?でふと思い出したのが、「昔はターボタイマーがあったな」ということ。

ターボといえばとにかく「熱」が問題で、この熱が原因となってタービン軸のベアリングが「焼き付く」ことがあり、キーを抜いた後もエンジンが一定時間アイドリングを続けて(タービン軸のベアリングが焼き付かないよう)冷却を行うというように設定できる装置があったわけですね。※ただし実際に焼き付いた話は聞いたことはなく、当時からターボタイマーはファッションアイテムに近かったのかも

これについてもベアリング自体の進化や、温度管理が行き届くようになったために「高速走行後も、アイドリングを行わずにエンジンを切っても大丈夫」になったとされていますが、同様に90年台のチューンドカーではサーキットを走行する際、機械的な保護のために速度を落として巡航する「クーリング」を行っていたことを思い出します。



死語になった自動車用語もある

使うのは昭和のオヤジのみ! 時代と共に消えていった自動車用語7選では、クルマが進化したために使われなくなった用語を紹介。
以下に簡単にそれらを紹介してみましょう。

1.エンコ・・・エンジンの故障
2.セコハン・・・中古のこと
3.ミッション車・・・マニュアル・トランスミッション車のこと
4.ギアつき・・・やっぱりMT車のこと
5.カークーラー・・・昔の車は「エアコン」ではなく除湿機能がなく冷たい風が出るだけの「クーラー」だった
6.チョーク・・・バイクに乗る人ならわかるかも
7.直結・・・どうやら5速を指すようだ

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クルマの技術が進化して不要になったドライビングテクニックも

クルマの進化や時代の流れで消えた懐かしのドラテク7選においては、昔のクルマでは必要だったものの、クルマが高度に制御されるようになった現代では不要となった技術を紹介。
中には「懐かしいな」と思うものから、「いやそれ聞いたことないわ・・・」というものまであります。

1.ダブルクラッチ・・・これはもう説明するのが難解なほどのテクニック。昔はこれをやらないとギアが入りにくかったということ、MT車のシフトチェンジの際に挙動を安定させるために行うものだということを覚えていれば良いかと思います。そのうちロスト(人間)テクノロジーになりそう。
2.ソーイング・・・ウエット路面でハンドルを小刻みに切ってグリップの限界を探ること。凍結路を走行中「ちゃんとグリップしてるんか?」と不安になってハンドルをちょっとだけ切ってみることはあります。
3.タックイン・・・これは今でもシビックなどFFに乗る走り屋なら使っているかも。エンジン回転数を上げてコーナーに突入し、そこでアクセルを抜くとクルマがノーズを向くというものですが、コントロールが難しく、実際にぼくはこれで何度か危ない目にあったことも。
4.ストレートアーム・・・腕が真っ直ぐになるようにドラポジを合わせること。昔のツーリングカーなどで、重心を後ろに下げるため、ギリギリまでシートを下げていたことが起因かもしれません。
5.内がけハンドル・・・パワステのない時代に、重いステアリングホイールを回すために「ステアリングホイールの内側を握って」回すこと。「重ステ」も死語かもしれませんね。
6.ポンピングブレーキ・・・ABSのない時代、ブレーキをロックさせないようにブレーキペダルを断続的に踏む「人間ABS」。
7.曲げるブレーキ・残すブレーキ・・・リアの荷重が抜けないよう、意図的にブレーキを「残す」技術。

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6つのうち5つはやってた。「街なかでは無意味なドラテク6選」

クルマ好きがやりがちだが街中ではまったく無意味なドラテク6選では、サーキット以外では無意味だったり、ハタ迷惑だったりするドライビングテクニックを紹介。
これはぼく自身思い当たるフシがあり、頭の痛い話でもありますね。

1.ヒール&トゥ・・・ぼくは通常の走行でこれが必要だとは思いませんが、練習しないとできない技術でもあるので、ダブルクラッチとともに、通常走行時もやたらこれを練習していたことがあります。慣れないと車体がガクガクするのでかなり同乗者には不評でした。
2.ソーイング・・・上でも出てきましたが、時々「不安」になるのでハンドルを切ってみることがありますが、これも同乗者にはすこぶる不評。
3.フェイント・・・本来はこれで無理やり荷重を移動させて曲がる技術なのですが、たしかに街なかでは全く不要。ただ、足回りのしっかりしたクルマだと、ついついその動きが楽しくて「やってしまう」ことはありますね。※そのクルマの思わぬ一面を見ることができる場合もある
その場合、周囲にはもちろん「フェイント」にしか見えないので、思わぬ事故を誘発することがあり、100%安全が確保でき、道交法に違反しない(車線もまたがない)ようにする必要があります。
4.AT車のシフトダウン・・・現代のパワー/トルクのあるエンジン、優秀な制御を行うトランスミッションでは不要ではありますが、昔はシフトダウンしなければ坂を満足に登れないクルマもあったんですよ・・・。
5.信号待ちで「N」に入れる・・・冒頭でも登場しましたが、ぼくはAMTやDCTだと「N」に入れたほうがいいと考えていてこれを実践していたものの、今後これをやめようと思います。
6.内がけハンドル・・・これも上で出てきましたが、さすがにこれはやったことはないテクニック。

こうやって見ると、6つのうち5つまでをやってしまっているので、ちょっと考えを改めないとな、と思います。

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