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新型メルセデス・ベンツCLAシューティングブレーク登場!乗り心地と快適性が向上しSクラスと同等の安全性も

2019/03/07

より伸びやかなプロポーションを手に入れて更に美しく

メルセデス・ベンツが新型CLAシューティングブレーク(ワゴン)を公開。
これは文字通り(4ドアクーペの)CLAをシューティングブレーク化したクルマですが、先代に比べて全長48ミリ、全幅が53ミリ拡大。
一方で全高は2ミリ低くなり、ホイールベースは30ミリ延長されるなど「低く、長く」なったことが新型CLAシューティングブレークにおけるスタイリング上の特徴です。

「シューティングブレーク」は「ワゴン」よりもスポーツ寄り

なお、デザイン上の多くはCLAから引き継いでいるので外観について大きな驚きはなく、CLAでの特徴であったフロントの「シャークノーズ」スタイルも健在。

メルセデス・ベンツは他にもCクラス、そしてEクラスにワゴンボディをラインアップしていますが、それらの名称はCクラス/Eクラス”ステーションワゴン”。

しかしCLAの場合は「シューティングブレーク」という呼称を用いており、CLAが「特別」であることがわかります。

なお、現代におけるシューティングブレークとは「クーペ風ワゴン」といった意味合いが強いものの、もともとは「シューティング」=「(スポーツとしての)ハンティング」に使用するクルマというところが語源であり、実用のための荷物を積むワゴン(”バン”に近い)とは完全に異なるわけですね。

おそらくはメルセデス・ベンツも「シューティングブレーク=スポーティー」、「ステーションワゴン=実用」といった使い分けをしていると思われ、よって今回発表されたメルセデス・ベンツCLAシューティングブレークシューティングブレークのオフィシャルフォトは「ライフスタイル寄り」となっています。

新型メルセデス・ベンツCLAシューティングブレークは快適性にこだわった

なお、新型CLAシューティングブレークは快適性に対して注意を払っており、「乗り心地」「静粛性」については物理的な対策を導入。

リアサスペンションには「アコースティック・コントロールアーム」を導入して振動を抑え、フロントにはハイドロマウントを採用。
さらにスタビライザーの強化にてロールを抑え、アダプティブダンパーは状況に応じた適切なドライバビリティを提供する、としています。

一方では優れたエアロダイナミクスを持ち、cd値は0.26(CLAクーペの0.23には及ばないものの、シューティングブレークとしてはかなり優秀)。

そのほかアクティブセーフティも充実しており、CLAシューティングブレークにはSクラス譲りの装備が多数導入。
500メートル先までの状況を把握でき、条件が揃えば自動運転機能も活用できるようですね。

なお、エンジンについてはおそらくCLAと共通となる見込みで、「ガソリンとディーゼル」が用意。

トランスミッションは欧州だと6速MTも用意されるようですが、日本ではもちろん7速デュアルクラッチのみとなりそうです。

トップグレードには「CLA250シューティングブレーク」が位置し、これには225馬力を発生する4気筒ターボが搭載される、とのこと。

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