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これがウラカンの本来あるべき姿か!?ランボルギーニ最新モデル、ウラカンEVO RWD発表会に行ってきた

2020/01/26

| ウラカンEVO RWDはボクの考える「ベストなエクステリアを持つウラカン」 | 

さて、ランボルギーニの最新モデル、「ウラカンEVO RWD」発表会へ。
会場はいつものランボルギーニ大阪さんです。

ウラカンEVO RWDはその名の通り「ウラカンEVOの後輪駆動モデル(ウラカンEVOは4WD)」。
パワーを抑え、ホイールサイズを1インチダウン、ブレーキをカーボンセラミックからスチールへと変更すること等で価格的な競争力も持たせたグレードとなります(価格は税抜きにて24,126,941円)。

ただしウラカンEVO RWDは単に後輪駆動化した「ベースグレード」ではなく、専用のエアロパッケージが与えられ、より「駆動力で曲がる」設定を持つなど、安定性の高い4WDシステムを持つウラカンEVOとは異なるキャラクターが与えられ、より「ファン・トゥ・ドライブ」なモデルに仕上がっている、と言われます。
なお、主なウラカンEVO RWDのトピックは下記の通り。

・後輪駆動を採用し、ドライバー中心のドライビングエクスペリエンスを実現
・610馬力のエンジンに軽量シャーシ、専用のパフォーマンス・トラクション・コントロール・システム(P-TCS)採用

・純粋なドライビングエモーションを再現した専用デザイン
・HMIタッチスクリーンとインカー・コネクティビティ装備
・アドペルソナムによる無限のオプション

・オーバーステア+30%許容
・ダウンフォース+73%

ウラカンEVO RWD発表会の会場はこんな感じ

まず会場はこんな雰囲気で、ショールームにヴェールをかけられたウラカンEVO RWDが鎮座。
ヴェール越しにも鋭く尖ったノーズが確認できますね。
ウラカンEVO RWDは壇上に載せられ、「RWD」の立体ロゴ、ウラカンEVO RWDのイメージカラーでもあるイエローを使用したDJブースも。
なお、「RWD」は「REWIND(リワインド=巻き戻し)」の意味も含んでおり、プロモーションビデオには「巻き戻し」を意味する「◀◀」が多用され、「RWD」の「W」もこの三角を組み合わせたものですね。

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会場の雰囲気そしてウラカンRWD EVOのプレゼンテーション、さらにアンヴェールの様子は動画にて。
展示されている車両は新色のイエロー「Giallo Belenus」が採用された個体で、このイエローは細かく深い輝きに加え、ラメのようなキラキラしたフレークも混ぜられているように見えます。。

ウラカンEVO RWDはこんなクルマ

ウラカンEVO RWDはのボディサイズは全長4530ミリ、全幅1933ミリ、全高1165ミリ。
車体重量は1389kgで、4WDモデルに比較すると30kg程度軽い車体を持っています。

ウラカンEVO RWDに搭載されるのはほかのウラカン/ウラカンEVO同様に5.2リッターV10で、出力は610馬力(トランスミッションは7速デュアルクラッチのみ)。
これは先代の「ウラカンRWD」比で30馬力の向上ということになり、これによって0−100km/h加速は3.3秒、最高速度は325km/hへ。
0−200km/h加速は9.3秒、100km/hから完全停止に要する距離はわずか31.9メートル。

4WDモデルであるウラカンEVOとの外観上の相違はフロントバンパー、リアディフューザーのみ(ホイールとブレーキシステムも異なる)。
このフロントバンパーはウラカンEVOの「左右に張り出した」デザインとは差別化され、中央に向かって突出したかのようなイメージを持っています。

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そしてよく見ると複雑なプレスラインが入り、パール入りのボディカラーと相まって繊細な表情を作り出すことに。
なめらかな曲面を持つ部分、そしてシャープなエッジを持つ部分とが組み合わせられ、見る角度によって様々な印象を作り出しているようですね。

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横から見るとこう。
アヴェンタドールSを連想させる鋭さを持っています。

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下部分の「突起」もやはりアヴェンタドールを思わせるもの。

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リアについてはテールエンド、バンパーは同一。
相違があるのはリアディフューザーで、左右にアクセントが設けられていて、4WDモデルのウラカンRWD EVOよりもアグレッシブなイメージです。

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こちらが強力なダウンフォースを発揮するダックテール状のリアスポイラー。
サイドステップはウラカンEVOと共通で、ドアミラー、ヘッドライト、テールランプ自体は「ウラカン」からそのままキャリーオーバーされています。

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このリアグリル、バンパー、ディフューザーのデザインは迫力抜群。
このリアを手に入れるためだけに「ウラカンから買い替えてもいい」と思わせるほどです。

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ホイールはウラカンEVOの1インチダウンの19インチ、ブレーキはカーボンセラミックからスチール製のウエーブローターへ。

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なお、ウラカンのデザイナーはフィリッポ・ペリーニ氏(ヒュンダイに移籍)、そしてウラカンEVO/EVO RWDのデザイナーは後任のミッチャ・ボルカート氏。
つまりフェイスリフト前と後でデザイナーが交代しているということになりますが、こういった場合ではどうしてもフェイスリフト後に違和感が出がち。
しかしながらウラカンEVO/EVO RWDの場合は「むしろこちらのほうがウラカンの正しいデザインじゃないか」と思えるほどの自然さを持っていて、ミッチャ・ボルカート氏は本当にいい仕事をした、と言えそう。

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ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDのインテリアはこうなっている

こちらはウラカンEVO RWDのインテリア。
オプションとなる新デザインのスポーツシートが装着されています。
なお、シートのサイズが2種類から選択できるように。

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こちらはシートを前後させるレバー。
新しく採用されたもので、触ったところ「ひんやり」するため、金属製のようですね。

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このシート座面調整レバーも新しくデザインされたもの。
ウラカンのインテリア/エクステリアにマッチした外観を持っています。

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シートバックには「HURACAN EVO」の刺繍。

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ウラカンEVO同様の新しく採用されたインフォテイメントシステム。

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メーターもウラカンEVO専用のグラフィックに。

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こちらはウラカンEVO RWDの内外装を収めた動画。

その他の画像はFacebookのアルバム「Hracan Evo RWD(212枚)」に保存しています。

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