またまた希少なランボルギーニ・ディアブロがオークションに登場予定。
ディアブロは1990年から2001年にかけて3,000台が製造されたランボルギーニのV12フラッグシップ。
カウンタックの後継となり、ディアブロの後継はムルシエラゴ、その後継はアヴェンタドール。
カウンタック以降のモデルもその「ガルウイングドア(シザースドア)」を守り続け、ミドシップV12というレイアウトも堅持しています。
駆動方式こそはディアブロ以降4WDを採用していますが、カウンタックの魂は脈々と現代まで受け継がれている、と考えてよいでしょう。
そんなランボルギーニV12モデルですが、不思議なのは「カウンタックはカウンタック」「ディアブロにはディアブロの」「ムルシエラゴにはムルシエラゴの」ファンがついている、ということ。
常に最新モデルが追いかけられるわけではなく、過去のモデルも劣らぬ人気を持つのがランボルギーニV12ミドシップの特徴ですが、それも「いつまでたっても色褪せない」魅力を各モデルが持つため、と言えそうですね。
今回オークションに登場するディアブロですが、イギリス向けに出荷された個体のために希少な「右ハンドル」。
この「右ハンドルのディアブロSV」は13台しか存在しないとされており、その価値は非常に高い、と言えそう。
ボディカラーはこれまた珍しい「メタリックグリーン」で、装備としてはパワステ、エアコン、スポーツエキゾーストなどオプションも多数。
整備記録もしっかり残っており、整備はランボルギーニのスペシャリストによって行われてきた、とのこと。
予想落札価格は最高で2600万円程度、と見られています。
なお比較的新しいモデルだと「左ハンドル」の方が売却に有利で、それは「乗ること」を前提にしたため(もちろん左ハンドル対応国の方が世界的に多い)ですが、クラシックモデルになると逆に「右ハンドルの方が高値」になる場合が多いようです。
というのも、クラシックモデルになると「乗る」ことは考えずに「投資対象」として考えられるようになるためで、となると製造台数が少ない「右ハンドル」の方が希少だから。
不人気車は現役時に売却すると「安い」のに、販売終了後しばらくたつと中古市場で価格が高騰するのによく似ていますね。
ジャミロクワイ(ジェイ・ケイ)のランボルギーニ・ディアブロが販売中。MVにも登場したレアな個体
生産30台のみ、当時ランボルギーニ史上最高出力を誇った「ディアブロGTR」が競売に
超希少。製造番号1番のランボルギーニ・ディアブロSE30(限定150台、30週年記念車)が競売に
【まとめ】どんなものがある?オークションに出品された希少なランボルギーニたち(2)
【まとめ】どんなものがある?オークションに出品された希少なランボルギーニたち