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フェラーリが「ラ・フェラーリの開発プロトタイプ」を競売へ。走行不能ながらも予想では1.6億

2017/09/10

Ferrari LaFerrari AV1

RMサザビーズがその開催するオークションにて、2013年に製造された、ラ・フェラーリ開発用プロトタイプを出品。
これはラ・フェラーリの製造が開始される前に、モーターショーで展示されたり事前に有力顧客へとお披露目されたもので、フェラーリによると「公道走行可能な要件を備えていない」とのこと。

よってフェラーリはこれを走らせるのではなく(ということは一応動く?)ディスプレイ用として保管することを勧めていますが、そういった事情もあって予想落札価格は最高で1億6000万円ほど。
市販モデルのラ・フェラーリだと6億円前後の相場なので「かなり安い」ということにはなるものの、「走らせることができない」モデルに1億円以上、というのはさすがフェラーリとしか言いようがなさそうです。

Ferrari LaFerrari AV1

なお、こういったモデルはいくつか存在するのか、先日アブダビの「フェラーリワールド」を訪れた時には、こういったプロトタイプやモックばかりを展示しているスペースも存在。
フェラーリ本社近くにある「ムゼオ・フェラーリ(フェラーリ博物館)」に置かれているのも、こういったプロトタイプなのかもしれませんね。

ちなみに先日、フェラーリ458イタリアに「ラ・フェラーリのプロトタイプに積まれていたV12エンジンを移植した」という男性が登場しましたが、走行可能なプロトタイプは「ドナー」となるケースもあるようですね。

 

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これは先日報じられた「一人のコレクターが430台のレアカーを一挙放出」の430台に含まれるそうですが、まさにとんでもない希少価値を持つコレクションですね。

なおその前はジェリー・サインフェルド氏がポルシェのコレクションを手放したり、と最近は高齢になったコレクターが「次の世代に」と自身のコレクションを託すケースが増えているようです。

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か出回らないようですが、今回のドイツのオークションでは落札金額1億6000万円という、F40としての最高額を記録した模様。

基本的にはこういった車の価格は上昇傾向ですね。

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