ポルシェがはじめて輸出された国、そしてもっとも多くの911ポリスカーが走る国であるオランダ国内限定モデル
またまたオランダにて、先日の「ポルシェ911エンデュランス・エディション」に続き、国内限定の「911アレックス(ALEX)」エディションが目撃に。
ベースはポルシェ911タルガ4Sで、オランダのポルシェ輸入代理店PONとデザイナーであるピエット・ブーン氏による企画となっています。
限定台数は25台、ボディカラーは専用。デザインモチーフはなんと「パトカー」
限定モデル名「ALEX」は「Alexanders Gazebo」氏にちなんだもので、ポルシェのカスタム部門、「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」で製造された、ちゃんとした限定シリーズ。
なお限定台数は25台とされており、ボディカラーは専用色の「アレックス・グレー」。
ここにサテンブラックのアクセントが入りますが、これはオランダ警察に採用されるポルシェ911と同じグラフィック(もちろん色は違う)とのこと。
なお「POLICE」のロゴは「911」に置きかえられるなどけっこう「こだわった」仕様ですが、内装においてはオレンジがアクセントにて用いられている、とのこと(オレンジは本物の911パトカーに採用されるアクセントカラー)。
オランダがこれまでに採用してきたポルシェのパトカーは合計で509台にのぼり、採用の理由としてはかつて速度制限のなかったオランダでは「ポルシェがパトカーに最も適していた」こと、タルガが選ばれてきた理由としては「停止のサインを出しやすい」「状況を確認しやすい」ということが理由。
こちらが実際に採用された911パトカーですが、たしかにドアやフェンダー、ボンネット、そしてサイドシルのグラフィックに共通性がありますね。
「パトカーと同じ」柄を持つ限定モデルは他に例を見ないように思いますが、非常に珍しい911と言えそうです(同時に911パトカーがどれだけ愛されているかもわかる)。
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VIA:Autogespot