ブガッティ・シロンの「最初に製造された一台」がオークションに
RMサザビーズがニューヨークで開催するオークションにおいて、「製造番号1番」のブガッティ・シロンが登場予定。
走行距離は402キロとのことですが、ブガッティではシロン製造後に相当距離の走行テストを行うため、実際には「納車されたのち、ほとんど走っていない」新車同様のコンディション、とのこと。
ボディカラーはブラックで、珍しくツートンカラーではない個体ですが、その代わりレッドのアクセントが付与された迫力のある仕上がりに。
ブガッティ・シロンの外観はこうなっている
モールはレッド。結構珍しい仕様ですが、フェラーリ458/488でも時折この部分のカラーを変更した個体を見ることがあります。
エアインテークのルーバーもレッド。
何度見てもこのテールランプの光り方はインパクトがあります。
クローム長のエンブレムとモール。
ブラックに対するコントラストが強く、しかし優雅にも見えますね。
ウイング裏面もブラック。
リアにはレッドのアクセントを入れていないようです。
エンジンヘッドカバーには馬力を表す「1500」の文字が誇らしげに。
モール部分は職人品質とも言える仕上げ。
実際のところシロン一台を作るのに9ヶ月を要するとされており、こういったモールも職人の手による磨きが入っているのかもしれません。
ナショジオがブガッティ・シロンの製造風景を公開。他ブランドと異なりほとんど手作業
ブレーキキャリパーもレッド。
ふと思ったのですが、シロンのホイールは「センターロックではない」のがちょっと不思議。
同じグループに属するポルシェ、ランボルギーニはセンターロックホイールを持っており、そしてシロンのパフォーマンスを考えるとセンターロックホイールを「当然」装着しておいても良さそうなものです。
テールランプにも「BUGATTI」ロゴ。
とにかく一つ一つのパーツに対する手のかけようが常軌を逸しているレベルですね(もちろん価格も常識の範疇を超えますが)。
モール部分はよく見るとAピラーからずっと「一体物」。
このモールについて、サイド部分は飛び石を受けそうな部分なので「交換可能な」構造なのはありがたいと思いますが、そのぶんパーツの値段も高そうです。
ブガッティ・シロンの内装を見てみよう
内装は基本的にブラックとレッド。
カーボンパーツはマット仕上げですね。
シートにはダイヤモンドステッチのようなパターンが入ります。
500台限定のうち、1台目であることを表すプレート。
シートバック、ダッシュボード上部〜ドア内張までがカーボンファイバー。
ドライブモードスイッチはブガッティらしい「ブルー」。
ブガッティ・シロンの付属品を見てみよう
こちらはシロンの付属品。
金属のケースに車検証、取扱説明書、キーなど。
いかにも高そうなケース。
この中に付属品一式が収まっているようですね。
メインキー、そして最高速アタックに必要な「第二のキー」。
こちらはカーカバート専用バッグ。
1/8サイズモデルカー(ミニカー)。
台座はカーボンファーバー製で、おそらくはアマルガムの製造によるものと思われます。
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世界に二台。ブガッティ・ヴェイロンの1/8モデル。ウインカーやメーターも実車同様に点灯可能
もちろんこのシロンと同じ仕様ですね。
悪名高い「5マイルバンパー」。
このシロンはアメリカ仕様であるために付属することになりますが、オーナーさんは早速取り外した模様。
なお、比較的簡単に取り外せること、そして無駄に軽量であることも報じられていますね。